カメリア・コンプレックス 歌詞 luz ふりがな付

君きみの後悔こうかいを僕ぼくはずっと知しっていて
誰だれの正体しょうたいも一人ひとりきりなんだと知しった
スポットライトが通とおり過すぎたあとで
式しきの前夜ぜんやに君きみは泣ないていた

廻まわる 廻まわる 運命うんめいの輪わ
祝福しゅくふくの鐘かねが僕ぼくらの秘密ひみつを嘲笑あざわらうように
カラカラと響ひびいた

死しぬまで飾かざりあって満みたされる?
騙だましあって? 憎にくみあって?
その涙なみだも この痛いたみも 忘わすれられないだろう
ゆらゆらと漂ただよった君きみが今いますれ違ちがったとき
振ふり返かえらないその目めは何なにを視みてるの?

ラブストーリーとかハッピーエンドだとかは
時ときの魔法まほうが跡形あとかたもなく消けし去さった
そして彼かれと君きみと僕ぼくは現在いまを繕つくろうためのペルソナに頼たよる

終おわる 終おわる 物語ものがたり 祝福しゅくふくの鐘かねが
主役しゅやくのいない台本だいほんごといたずらに響ひびいて消きえてった

何なにもなかった僕ぼくが出会であえた星ほしよ
胸むねの奥おくがぎゅっとしてバラバラになりそうだ
あの日ひひどくでたらめで笑わらえた君きみの唄うたは
今いまでもまだ輝かがやいている

死しぬまで飾かざりあって満みたされる?
騙だましあって? 憎にくみあって?
その涙なみだも この痛いたみも すべてを背負せおうから
心こころがそこに在あった想おもう人ひととすれ違ちがったとき
振ふり返かえらないその目めにいつか僕ぼくの居場所いばしょを少すこしください