ゆらり初恋 川舟流し 歌詞 みなみりさ ふりがな付

白壁しらかべ 細道ほそみち 抜ぬければ今日きょうは
嫁入よめいり舟ぶねが 通とおります
太鼓橋たいこばしから 見みているふたり
そっと柳やなぎが かんざし 撫なでる
淡あわく 幼おさない この恋こいに
胸むねがちょっぴり 切せつなくなるの

薄紅うすべに 白粉おしろい 気きづいているの
なぜなのあなた 瞳めをそらす
えびす通どおりの 日暮ひぐれの路地ろじで
心細こころぼそさに 滲にじんだ涙なみだ
頬ほおを濡ぬらした 素顔すがお見みて
背伸せのびするなと 叱しかられたのよ

鳥居とりいをくぐって 両手りょうてを合あわす
木き華はな佐久さく耶このはなさくや 比咩ひめ神社じんじゃ
どうか叶かなえて ください夢ゆめを
ふたり生うまれて 育そだった街まちで
いつかあなたへ 嫁とつぐ日ひを
ゆらり初恋はつこい 川舟かわぶね流ながし