みすぼらしい人生じんせいだった
私わたしは そう思おもうんだよ
何なにもかも人ひとの言いいなりで
逃にげようともせずに
バケモノの君きみに出会であった
人ひとは皆みな 君きみのこと
ひとごろしのバケモノと
怖こわがってるけれど
そんなことないでしょ?
見みて呉くれはちょっと怖こわいけど
私わたしの話はなしを こんなに優やさしく聴きいてくれる
ずっとずっと、何なにもかも
自分じぶんで選えらばせてもらえないままで
生いきてきたんだ
君きみはどう思おもう?
痣あざだらけの十代じゅうだいだった
だけど 母ははを愛あいしてた
気きがつけば全部ぜんぶ言いいなりで
逃にげようともせずに
心こころも身体からだも
ボロボロになってゆくけれど
君きみがいてくれたら
それだけできっと救すくわれる
ずっとずっと ひとりぼっち
友達ともだちも作つくらせてもらえないで
生いきてきたんだ
君きみに会あうまでは
それでも弱よわってく私わたしに
バケモノは小瓶こびんを差さし出だした
「僕ぼくの秘密ひみつの薬くすりさ 分わけてあげる きっと 良よくなるから」
そんな目めで見みないで
終おわっていく私わたしのことを
わかってたんだよ
小瓶こびんの中身なかみが
人間にんげんにとって毒どくになることも
ずっとずっと、何なにもかも
自分じぶんで選えらばせてもらえないままで
生いきてきたんだ
そうだ 今日きょうまでは
泣なかないでいいよ
自分じぶんで選えらんだ初はじめてのことだ
君きみに出会であえて
幸しあわせだったよ
「また友達ともだちを失うしなった なぜいつもこうなるんだろう」
優やさしいバケモノ 泣なき叫さけぶ
そいつはみんなから
ひとごろしのバケモノと
怖こわがられていた
みすぼらしいmisuborashii人生jinseiだったdatta
私watashiはha そうsou思omoうんだよundayo
何naniもかもmokamo人hitoのno言iいなりでinaride
逃niげようともせずにgeyoutomosezuni
バケモノbakemonoのno君kimiにni出会deaったtta
人hitoはha皆mina 君kimiのことnokoto
ひとごろしのhitogoroshinoバケモノbakemonoとto
怖kowaがってるけれどgatterukeredo
そんなことないでしょsonnakotonaidesyo?
見miてte呉kuれはちょっとrehachotto怖kowaいけどikedo
私watashiのno話hanashiをwo こんなにkonnani優yasaしくshiku聴kiいてくれるitekureru
ずっとずっとzuttozutto、何naniもかもmokamo
自分jibunでde選eraばせてもらえないままでbasetemoraenaimamade
生iきてきたんだkitekitanda
君kimiはどうhadou思omoうu?
痣azaだらけのdarakeno十代juudaiだったdatta
だけどdakedo 母hahaをwo愛aiしてたshiteta
気kiがつけばgatsukeba全部zenbu言iいなりでinaride
逃niげようともせずにgeyoutomosezuni
心kokoroもmo身体karadaもmo
ボロボロboroboroになってゆくけれどninatteyukukeredo
君kimiがいてくれたらgaitekuretara
それだけできっとsoredakedekitto救sukuわれるwareru
ずっとずっとzuttozutto ひとりぼっちhitoribotchi
友達tomodachiもmo作tsukuらせてもらえないでrasetemoraenaide
生iきてきたんだkitekitanda
君kimiにni会aうまではumadeha
それでもsoredemo弱yowaってくtteku私watashiにni
バケモノbakemonoはha小瓶kobinをwo差saしshi出daしたshita
「僕bokuのno秘密himitsuのno薬kusuriさsa 分waけてあげるketeageru きっとkitto 良yoくなるからkunarukara」
そんなsonna目meでde見miないでnaide
終oわっていくwatteiku私watashiのことをnokotowo
わかってたんだよwakattetandayo
小瓶kobinのno中身nakamiがga
人間ningenにとってnitotte毒dokuになることもninarukotomo
ずっとずっとzuttozutto、何naniもかもmokamo
自分jibunでde選eraばせてもらえないままでbasetemoraenaimamade
生iきてきたんだkitekitanda
そうだsouda 今日kyouまではmadeha
泣naかないでいいよkanaideiiyo
自分jibunでde選eraんだnda初hajiめてのことだmetenokotoda
君kimiにni出会deaえてete
幸shiawaせだったよsedattayo
「またmata友達tomodachiをwo失ushinaったtta なぜいつもこうなるんだろうnazeitsumokounarundarou」
優yasaしいshiiバケモノbakemono 泣naきki叫sakeぶbu
そいつはみんなからsoitsuhaminnakara
ひとごろしのhitogoroshinoバケモノbakemonoとto
怖kowaがられていたgarareteita