フリンジ 歌詞 Cocco ふりがな付

いつかの悲かなしみの
海うみに浸ひたりながら
雲間くもまに光ひかりを 求もとめた

さよならさえ言いえず
ハローさえも言いえないままに
消きえたはずだよ

なのにまだ
こんなに温あたたかい
だけど可哀想かわいそうにしないでね
傷きずだらけなのは誰だれ?

大人おとなになって
いつの間まにか
こんなザマで
会あえなくなって
でもまだ生いきてて

覚おぼえてるって
大おおきな声こえで
届とどけてなんて
わがままだって
百ひゃくも承知しょうちで

迷まよわずこの道みちを
漕こいで行いけたとして
ないものねだりは 同おなじで

見送みおくることばかり
引ひき留とめるだけの力ちからも
ないって言いうんだ

どうか今いま
傷口きずぐち開あけたまま
だけど可哀想かわいそうにしないでね
痛いたくなんかないから

あの頃ころなんて
戻もどってくるわけ
なくて
惨みじめになって
まだ眩まぶしくて

愛あいしてるって
ただそれだけの
ためにだって
ただ今日きょうがあって
明日あしたがあった

忘わすれないように
泣ないて
散ちらかした
記憶きおくに溺おぼれ
ただ駄々だだ捏こねて
だけど 朝あさを
待まってるんだ

大人おとなになって
いつの間まにか
こんなザマで
会あえなくなって
でもまだ生いきてて

覚おぼえてるって
大おおきな声こえで
届とどけてなんて
わがままだって
百ひゃくも承知しょうちで

あの頃ころなんて
戻もどってくるわけ
なくて
惨みじめになって
まだ眩まぶしくて

愛あいしてるって
ただそれだけの
ためにだって
ただ今日きょうがあって
明日あしたがあった