たそがれせまる 嬉野うれしのの宿やど
窓まどに切せつない 灯あかりがともる
倖しあわせだったわ 一夜ひとよの夢ゆめは
愛あいしながらも 湯ゆけむりに
あ… はかなく消きえた 佐賀さがのひと
唐津からつくんちの あの笛ふえの音ねが
なぜかわびしく 心こころをゆする
淋さびしい日暮ひぐれの 別わかれの駅えきで
指ゆびをからめた ぬくもりが
あ… 今いまでも残のこる 佐賀さがのひと
夜よるの深ふかさに 想おもい出でだけば
遠とおいあの日ひの 面影おもかげうかぶ
いとしさつらさの あふれる胸むねに
きょうも夜霧よぎりが むせび泣なく
あ… 今頃いまごろどこに 佐賀さがのひと
たそがれせまるtasogaresemaru 嬉野ureshinoのno宿yado
窓madoにni切setsuないnai 灯akaりがともるrigatomoru
倖shiawaせだったわsedattawa 一夜hitoyoのno夢yumeはha
愛aiしながらもshinagaramo 湯yuけむりにkemurini
あa… はかなくhakanaku消kiえたeta 佐賀sagaのひとnohito
唐津karatsuくんちのkunchino あのano笛fueのno音neがga
なぜかわびしくnazekawabishiku 心kokoroをゆするwoyusuru
淋sabiしいshii日暮higuれのreno 別wakaれのreno駅ekiでde
指yubiをからめたwokarameta ぬくもりがnukumoriga
あa… 今imaでもdemo残nokoるru 佐賀sagaのひとnohito
夜yoruのno深fukaさにsani 想omoいi出deだけばdakeba
遠tooいあのiano日hiのno 面影omokageうかぶukabu
いとしさつらさのitoshisatsurasano あふれるafureru胸muneにni
きょうもkyoumo夜霧yogiriがga むせびmusebi泣naくku
あa… 今頃imagoroどこにdokoni 佐賀sagaのひとnohito