迷悩焦ワルツ 歌詞 植村花菜 ふりがな付

子供こどもの頃ころからの夢ゆめ それは気立きだてのいい花嫁はなよめさん
炊事すいじに洗濯せんたく お掃除そうじだって 誰だれに言いわれなくともやってきた
20代後半だいこうはんに差さし掛かかり チラチラちらつく'結婚けっこん’の文字もじ
一生いっしょうに一度いちど 失敗しっぱいは嫌いやだ 叶かなえたい夢ゆめも残のこってる

本当ほんとうにこの人ひとでいいの? 仕事しごとはどうするつもりなの?
私わたしの中なかの天使てんしと悪魔あくまが 毎晩まいばん耳元みみもとで囁ささやく

Ah 迷めい悩のう焦しょうワルツ 迷まよって悩なやんで焦あせって
最近さいきんの私わたしはずっと このラビリンスを 行いったり来きたり
一体いったいどこに出口でぐちはあるのでしょう

そんなことばかり考かんがえて 恋愛れんあいも仕事しごとも中途半端ちゅうとはんぱ
自分じぶんなりに 一生懸命いっしょうけんめい 頑張がんばってるつもりなんだけど
悩なやめる私わたしを横目よこめに 時間じかんは容赦ようしゃなく過すぎてゆく
逸はやる気持きもちが 焦じらせたのか 30歳さい手前てまえで一人ひとりきり

どうして失敗しっぱいしたのかな? これからどうすればいいのかな?
私わたしの中なかの天使てんしと悪魔あくまは ウソみたいに無口むくちになった

Ah 迷めい悩のう焦しょうワルツ このリズムに踊おどり疲つかれて
頭あたまも体からだも心こころも 使つかい果はたして 空からっぽになったら
なるようにしかならないと気付きづくでしょう

子供こどもの頃ころからの夢ゆめ 叶かなったものと叶かなわなかったもの
昔むかしだったら 何なにが何なんでも 手てに入いれようと必死ひっしだったけど
自分じぶんの人生じんせいそんなに 決きめつけなくてもいいんじゃない
なんだか最近さいきん そんな風ふうに 思おもえるようになってきた

うまくいく時ときはうまくいく いかない時ときはいかない
諦あきらめるということじゃなく すべて受うけ入いれるということ

Ah 迷めい悩のう焦しょうワルツ やるだけやって燃もえ尽つきたら
灰はいになって風かぜの吹ふくまま 流ながれ流ながれて 降おりた場所ばしょに
キレイなお花はなが咲さいてるでしょう

もしあなたが今いま辛つらくても それは幸しあわせになるための
神様かみさまがくれたチャンス だから何なんにも 心配しんぱいいらない
さぁ 楽たのしいワルツを踊おどりましょう