SING A SONG GIRL 歌詞 ボールズ ふりがな付

彼女かのじょの事ことなら何なんでも知しってるし
その気きになれば何処どこにだって行いける
本当ほんとうに大事だいじな物ものなんてここにはないし
僕ぼくらはいつでも分わかりたがって
嘘うそや強つよがりを口くちにしてみたり
すれ違ちがいざまにつけた傷きずを愛あいと呼よんだり

闇やみに溶とけていく白しろい灯台とうだいを目指めざして走はしる

こんな夜よるにこそ君きみに会あえたなら
僕ぼくは全すべて打うち明あけてしまうよ
こんな毎日まいにちに君きみがいなければ
僕ぼくはきっと朽くち果はててしまうだろう

黄昏時たそがれどきには雨あめも上あがってた
重おもい頭痛ずつうも少すこしマシになった
本当ほんとうは一人ひとりになんてなりたくなかったんだ
君きみの住すむ街まちは霧きりに包つつまれて
皆みんなの秘密ひみつも少すこし深ふかい所ところまで
落おちてく気きがして慌あわててここを逃にげだした

白しろい灯台とうだいは闇やみにのまれて見みえなくなる

夢ゆめの中なかでさえ君きみに会あえたなら
僕ぼくはすぐに駆かけ出だしてしまうよ
忘わすれかけていた君きみの歌声うたごえを
ほんの少すこし思おもい出だしてみたんだよ

溜息ためいきまじり 先さきは見みえない
でもきっとここにいるよりマシだと気きがついた

こんな夜よるにこそ君きみに会あえたなら
僕ぼくは全すべて打うち明あけてしまうよ
夢ゆめの中なかでさえ君きみに会あえたなら
僕ぼくはすぐに駆かけ出だしてしまうだろう