幸せは砂時計のように 歌詞 荻野目洋子 with ウゴウゴ,ルーガ ふりがな付

陽射ひざしが舞まう
古ふるいキャフェのテーブルで
いつも少すこし遅おくれる
あなたを待まった

息いきをきらし
長ながい坂道さかみちを走はしってくる
あなたを見みているのが
うれしかった

幸しあわせは砂時計すなどけいのように
静しずかに時ときを抱だき
こぼれてゆくの

mon amour mon ami
無邪気むじゃきだった私わたしだけが
まぶしいページでまだ
微笑ほほえんでる

いまもここで
錆さびたイスに背せをあずけ
ガラス越ごしの街並まちなみ
ただ眺ながめてる

あの季節きせつの
ふたりに似にた恋人こいびとたち
未来みらいも知しることなく
はしゃいでる

悲かなしみは砂時計すなどけいのように
心こころの小瓶こびんへと
滑すべり落おちたの

mon amour mon ami
そしていつか 痛いたいくらい
愛あいした理由りゆうさえも
忘わすれてゆく

幸しあわせは砂時計すなどけいのように
静しずかに時ときを抱だき
こぼれてゆくの

mon amour mon ami
そっと指ゆびで止とめてみても
なくした煌きらめきには
戻もどれなくて