うなじの後おくれ毛げ直なおす手てに
冷ひやんやり一筋ひとすじ春はるの雪ゆき
七なな年前ねんまえにはこの駅えきで
彼岸ひがん近ちかくの別離唄わかれうた
あのときあなたにすがって泣なけば
違ちがった私わたしがいるのでしょうか
思おもい出でちらちら雪ゆきが降ふる
ああ雪ゆきが降ふる
あなたは大人おとなになれないで
私わたしはあなたがみえなくて
傷きずつけあっての毎日まいにちに
出だした答こたえが故郷こきょうへ
駅舎えきのホテルのロビーの窓まどで
過すぎ去さる列車れっしゃを見送みおくりました
悲かなしみ残のこして雪ゆきが降ふる
ああ雪ゆきが降ふる
浅黄あさぎの袖そでを着きた午後ごごに
忘わすれた痛いたみがよみがえる
いまさらこの都会まちこの駅えきで
あなた感かんじた雪ゆきの花はな
ひとりで生いきるわ哀かなしくはない
決きめた女おんなの強つよがりですと
思おもいを隠かくして雪ゆきが降ふる
ああ雪ゆきが降ふる
うなじのunajino後okuれre毛ge直naoすsu手teにni
冷hiyaんやりnyari一筋hitosuji春haruのno雪yuki
七nana年前nenmaeにはこのnihakono駅ekiでde
彼岸higan近chikaくのkuno別離唄wakareuta
あのときあなたにすがってanotokianatanisugatte泣naけばkeba
違chigaったtta私watashiがいるのでしょうかgairunodesyouka
思omoいi出deちらちらchirachira雪yukiがga降fuるru
ああaa雪yukiがga降fuるru
あなたはanataha大人otonaになれないでninarenaide
私watashiはあなたがみえなくてhaanatagamienakute
傷kizuつけあってのtsukeatteno毎日mainichiにni
出daしたshita答kotaえがega故郷kokyouへhe
駅舎ekiのnoホテルhoteruのnoロビrobiーのno窓madoでde
過suぎgi去saるru列車ressyaをwo見送miokuりましたrimashita
悲kanaしみshimi残nokoしてshite雪yukiがga降fuるru
ああaa雪yukiがga降fuるru
浅黄asagiのno袖sodeをwo着kiたta午後gogoにni
忘wasuれたreta痛itaみがよみがえるmigayomigaeru
いまさらこのimasarakono都会machiこのkono駅ekiでde
あなたanata感kanじたjita雪yukiのno花hana
ひとりでhitoride生iきるわkiruwa哀kanaしくはないshikuhanai
決kiめたmeta女onnaのno強tsuyoがりですとgaridesuto
思omoいをiwo隠kakuしてshite雪yukiがga降fuるru
ああaa雪yukiがga降fuるru