エフコード 歌詞 ハンサムケンヤ ふりがな付

今いま僕ぼくらの心こころを焦じらす正体しょうたいその実体じったい
実じつは自分じぶんの怠なまけ癖ぐせが祟たたって積つみ重かさなる 散ちらかる部屋へやみたい
新あたらしい季節きせつを迎むかえる度たびに忘わすれていった
心こころの奥おく底そこをくすぶる あの生暖なまあたたかい感覚かんかくが愛いとしい

でもこうして血ちも繋つながらない二人ふたりが
毎晩まいばんいつもの酒さけで馬鹿ばかげた話はなしで馬鹿笑ばかわらいして
明日あすを見みて夢ゆめを膨ふくらませるのは飽あきない
今夜こんやもほろ酔よいでいい気持きもち 飲のみ代だいはいつも友達ともだち持もち
明日あすにノルマを感かんじるそんな生いき方かたしたくない

フラフラして クラクラする
ジメジメして カラカラになる
悲かなしみがないと上手うまく歌うたえない

今いまあなたがなんでもないような話はなしをしてもおよそ僕ぼくは耳みみを貸かし
さらになんでもないような話はなしにするだろう
女おんなに音楽おんがく 煙草たばこに銀河ぎんが 博打ばくちに釣竿つりざお お酒さけにペット
店みせを変かえても変かわらない話題わだいに溶とけ込こむ身体からだ

それぞれが想おもい悩なやむこと その都度つどそれをぶつからせることそれが
良よくも悪わるくも心こころに綺麗きれいに付つき合あえる

今以上いまいじょうの心こころの浮うき沈しずみこれまでなかった
身体からだの一部いちぶにエフコードがある そんな夢ゆめを見みた

僕ぼくらの世代せだいは音楽おんがくを聞きき流ながし そこにどんな意味いみがあるのか知しらず
今夜こんやもマルチなメディアで夜よるを過すごす
いたってそれだけを愛あいすることなく 無なくても困こまるし感覚かんかくで
そんな人ひとのために用意よういされた音楽おんがくさ

朽くち果はてた恋こいに捧ささげた歌うたとか あなたに会あいたいだけの歌うたや
もっと甘美かんびにくすぶる表現ひょうげんをしてくれよ

フラフラして クラクラする
ジメジメして カラカラになる
悲かなしみがないと上手うまく歌うたえない

フラフラして クラクラする
ジメジメして カラカラになる
悲かなしみがないと上手うまく歌うたえない