戦前生まれのオンボロギター 歌詞 ハンサムケンヤ ふりがな付

朝あさまで飲のみ散ちらす あそこの店長てんちょうは底そこ知しらず
昔むかしの失敗しっぱいを肴さかなに 愉快ゆかいにほろ苦にがく語かたる

アマチュアバンドの夜よる 明日あすも朝あさから勤つとめがあるのだけど
俺おれらに言いわせりゃ 今いまのトップチャートは誰だれのため

今年ことしの冬ふゆから 春はるにかけて旅たびにでも出でようかって
バイトも辞やめたけど 相変あいかわらず忙いそがしい日常にちじょう

アマチュアバンドの夜よる 終おわらないレポート頭がしらから離はなれず
馬鹿馬鹿ばかばかしい重荷おもに 今いまこそ裸はだかになって踊おどりたい

戦前せんぜん生うまれのオンボロギター
タクシーに乗のって木屋町きやちょうへ
疲つかれた体からだと声こえで魅みせる 明日あしたの事ことは考かんがえたくない

戦前せんぜん生うまれのオンボロ思想しそう
若わかい世代せだいに引ひき継つがれず
のっけの絡からみであしらわれてはお酒さけに飲のまれて隅すみの方ほう

戦前せんぜん生うまれのオンボロ理想りそう
リタイヤするなら今いまの内うち
昔むかしは輝かがやき今いまを見みない 光ひかってるのは頭あたまだけ