回廊～Corridor～ 歌詞 藤木直人 ふりがな付

太陽たいようが 昇のぼり始はじめる 涙なみだはもう 乾かわいてる
そしてまた 新あたらしい日ひが 風かぜと共ともに やって来くる

約束やくそくは 過去かこになり 面影おもかげを 残のこして
おどけてる 街並まちなみが それとなく 慰なぐさめる

弱よわさやエゴ 孤独こどくを抱だいて生いきていく
優やさしい声こえや 愛いとしい物ものに 支ささえられながら

奇跡きせきのような ずっと終おわる事ことない夢ゆめを
心こころのままに 振ふり返かえらずに探さがし続つづける
幻まぼろしのように 螺旋らせんに続つづいていく路みちで
全すべての瞬間しゅんかんが なぜこんなに優やさしいのだろう

絶たえず出会であい 別わかれても
いつかまた 出会であうはずだから

雨粒あまつぶは 分わけ隔へだてなく 街中まちじゅうを 濡ぬらしてく
秒針びょうしんは 止とまることなく ただ背中せなかを 押おしていく

人ひとは誰だれも 孤独こどくの中なかで目めを醒さます
絡からみついた欲望よくぼうにまだ しがみついたまま

星ほしの数かずほど 廻まわる人ひとの中なかで君きみを
愛あいしたことは 誰だれかが決きめた偶然ぐうぜんじゃない
幻まぼろしのように 消きえてしまう記憶きおくすらも
全すべての瞬間しゅんかんが なぜこんなに愛いとしいのだろう

絶たえず僕ぼくは 歩あるいていく
いつかまた 出会であうべき場所ばしょへ