VINUSHKA
雲くもと交かわす 呼吸こきゅうを止とめて 嗚呼ああ ただ 盲目もうもくの殻から
此処ここが底そこか?陰かげりに身みを焼やかれ 嗚呼ああ ただ 忘わすれていたい
蟻ありの巣すへと 欲よくを滑すべらせ さあ 今いま 生うまれ変かわればいい
明日あしたを眠ねむらせて 振ふり向むく安やすらぎ
鋭するどく尖とんがる 感情かんじょうに身みを任まかせて
うねる流ながれさえ生いきてる証あかしと
涙なみだに耽ふける明日あしたを誘さそう
うえつくドグラ、マグラ
斑まだらの痛いたみと唯一ゆいいつの人格じんかく
色取いろとり取どりに飾かざりつけられた瞳ひとみも、もういらない
また偽善ぎぜんが連つれ去さって行いくのか?
独ひとりきりの真まっ赤かな夜よる舞台ぶたい
湧わき上あがる立役者たてやくしゃに捧ささげる
此処ここが真実しんじつだ
誤魔化ごまかせない心こころの片隅かたすみには「まだ此処ここに居いたい」
許ゆるせないのは誰だれ?
冷ひえた声こえを響ひびかせ 誓ちかう
業ごうと歩あゆむ 天地てんち裂さけた我われこの身みと叫さけぶ
罰ばつと刻きざむ 風かぜと消きえろ我われの証あかしは?
「金剛こんごうに輝かがやく月つきはもう 見飽みあきそうなくらい眺ながめたんだ
狼おおかみにもなれそうにない 闇やみに狂くるいそうだ
首くびを喰くらいたい 儚はかなき残骸ざんがい 眠ねむらせはしないから
甘あまえたい年頃としごろか…小夜さよなら 君きみに狂くるいそうだ」
誰だれしもが幸福こうふくとばかりに 手てを伸のばし闇やみに潜ひそむ鬼おにとなる
もうすでに終おわりは生うまれた
形かたちは零ぜろに生うまれ子宮しきゅうに這はい戻もどり腐くさる
繰くり返かえす度たび 崩くずれてゆくお前まえ等らの面つらが
耳みみを砕くだく真相しんそうには 誰だれも触ふれやしない
抑圧よくあつされた意思いし
罪つみを贖あがない命いのちよ去され
儚はかなきアンチテーゼ 咽むせび泣なく地ちへと
テーゼに浸ひたる共有きょうゆうに骨ほねを埋うめて
憂鬱ゆううつ、背負せおうまま ざらつく津波つなみに
さらわれ苦にがい涙なみだと笑わらう
価値かちを見出みだせず 首縊くびくくり十三階段じゅうさんかいだん
手てを叩たたき馴なれ合あう人ひと
女々めめしい思想しそうに混まざり傷付きずつける
そんな君きみがなんだか悲かなしすぎる
血ちしぶく 本能ほんのう 踏ふみ潰つぶし
死しを語かたる
業ごうと歩あゆむ 天地てんち裂さけた我われこの身みと叫さけぶ
罰ばつと刻きざむ 風かぜと消きえろ我われの証あかしは?
耳みみを砕くだく真相しんそうには 誰だれも触ふれやしない
抑圧よくあつされた意思いし
罪つみを贖あがない命いのちよ去され
俺おれが悪あくであるが故ゆえに
生いきる意味いみさえ罪つみなのか
VINUSHKA
雲kumoとto交kaわすwasu 呼吸kokyuuをwo止toめてmete 嗚呼aa ただtada 盲目moumokuのno殻kara
此処kokoがga底sokoかka?陰kageりにrini身miをwo焼yaかれkare 嗚呼aa ただtada 忘wasuれていたいreteitai
蟻ariのno巣suへとheto 欲yokuをwo滑subeらせrase さあsaa 今ima 生uまれmare変kaわればいいwarebaii
明日ashitaをwo眠nemuらせてrasete 振fuりri向muくku安yasuらぎragi
鋭surudoくku尖tongaるru 感情kanjouにni身miをwo任makaせてsete
うねるuneru流nagaれさえresae生iきてるkiteru証akashiとto
涙namidaにni耽fukeるru明日ashitaをwo誘sasoうu
うえつくuetsukuドグラdogura、マグラmagura
斑madaraのno痛itaみとmito唯一yuiitsuのno人格jinkaku
色取irotoりri取doりにrini飾kazaりつけられたritsukerareta瞳hitomiもmo、もういらないmouiranai
またmata偽善gizenがga連tsuれre去saってtte行iくのかkunoka?
独hitoりきりのrikirino真maっxtu赤kaなna夜yoru舞台butai
湧waきki上aがるgaru立役者tateyakusyaにni捧sasaげるgeru
此処kokoがga真実shinjitsuだda
誤魔化gomakaせないsenai心kokoroのno片隅katasumiにはniha「まだmada此処kokoにni居iたいtai」
許yuruせないのはsenainoha誰dare?
冷hiえたeta声koeをwo響hibiかせkase 誓chikaうu
業gouとto歩ayuむmu 天地tenchi裂saけたketa我wareこのkono身miとto叫sakeぶbu
罰batsuとto刻kizaむmu 風kazeとto消kiえろero我wareのno証akashiはha?
「金剛kongouにni輝kagayaくku月tsukiはもうhamou 見飽miaきそうなくらいkisounakurai眺nagaめたんだmetanda
狼ookamiにもなれそうにないnimonaresouninai 闇yamiにni狂kuruいそうだisouda
首kubiをwo喰kuらいたいraitai 儚hakanaきki残骸zangai 眠nemuらせはしないからrasehashinaikara
甘amaえたいetai年頃toshigoroかka…小夜sayoならnara 君kimiにni狂kuruいそうだisouda」
誰dareしもがshimoga幸福koufukuとばかりにtobakarini 手teをwo伸noばしbashi闇yamiにni潜hisoむmu鬼oniとなるtonaru
もうすでにmousudeni終oわりはwariha生uまれたmareta
形katachiはha零zeroにni生uまれmare子宮shikyuuにni這haいi戻modoりri腐kusaるru
繰kuりri返kaeすsu度tabi 崩kuzuれてゆくおreteyukuo前mae等raのno面tsuraがga
耳mimiをwo砕kudaくku真相shinsouにはniha 誰dareもmo触fuれやしないreyashinai
抑圧yokuatsuされたsareta意思ishi
罪tsumiをwo贖aganaいi命inochiよyo去saれre
儚hakanaきkiアンチテanchiteーゼze 咽museびbi泣naくku地chiへとheto
テteーゼzeにni浸hitaるru共有kyouyuuにni骨honeをwo埋uめてmete
憂鬱yuuutsu、背負seoうままumama ざらつくzaratsuku津波tsunamiにni
さらわれsaraware苦nigaいi涙namidaとto笑waraうu
価値kachiをwo見出midaせずsezu 首縊kubikukuりri十三階段juusankaidan
手teをwo叩tataきki馴naれre合aうu人hito
女々memeしいshii思想shisouにni混maざりzari傷付kizutsuけるkeru
そんなsonna君kimiがなんだかganandaka悲kanaしすぎるshisugiru
血chiしぶくshibuku 本能honnou 踏fuみmi潰tsubuしshi
死shiをwo語kataるru
業gouとto歩ayuむmu 天地tenchi裂saけたketa我wareこのkono身miとto叫sakeぶbu
罰batsuとto刻kizaむmu 風kazeとto消kiえろero我wareのno証akashiはha?
耳mimiをwo砕kudaくku真相shinsouにはniha 誰dareもmo触fuれやしないreyashinai
抑圧yokuatsuされたsareta意思ishi
罪tsumiをwo贖aganaいi命inochiよyo去saれre
俺oreがga悪akuであるがdearuga故yueにni
生iきるkiru意味imiさえsae罪tsumiなのかnanoka