よみ:かげのないひと
影の無いヒト 歌詞
-
ASA-CHANG&巡礼
- 2009.6.17 リリース
- 作詞
- ASA-CHANG
- 作曲
- ASA-CHANG , 浦山秀彦 , U-zhaan
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影かげ・かげ‥陰かげ‥かゲ・KAGE・蔭かげ・Ka・Ge・
影かげの無ないヒトに逢あっタ。
影かげの無ない、うつくしい人ひとに逢あっタんだ。
影かげのナイ、極ごく、スゴク、優やさしいヒトが居いた。
ホントに居いたンだった。
本当ほんとうに異端いたんダッタ。
何故なぜ無なくなったんだヨ・カ・ゲ…どうして…ドシテ…
どうして何故なぜやさしく、凄すごく、極ごく正ただしい人ひとのカゲない…
…無ないんダヨ…泣ないタんダ
影かげの無ないヒトの躰からだのカラダの底そこからブルブルル…で、ブレて、
ブルで、ぶれて、とまらなくなりましタ。
ブルルで、ふれてるココロも宙吊ちゅうづりで
ブルブルブルで、それから固かたまりました。
顔かおも、腕うで、も脚あしも、心こころも、カオモ・ウデモ・アシモ…
ココロも塊かたまりでそして其それから
「ハヤクコロセ」と叫さけびました。
苦くるしくてカタマリが濁にごって、カタチが無なくなりそうな
凍こおり付ついた型かた血ち。
「悪わるい夢ゆめデ有あリマス様ようニ」
影かげの無ないヒトに(は)問といました。
―答こたえません―
又また問といました。
―解わかりません―
又また問といました。
―忘わすれまシタ―
又また問といました。
―黙だんまりまシタ―
又また問といました。
―泣なき出だしまス―
又また問といました。
―ツカレマシタ―
又また問といました。
―崩くずれマシタ―
又また問といました。
―壊こわれマシタ―
答こたえは・コタエハ・本当ほんとうは・ホントは・
知しっているノニノニノニノニ…なのに、
なのに問とい続つづけましたノデス。
其それは、カゲの無ないヒトの影かげは「ワルイヤツ」が
とても、ドシテモ、正ただしく無ない、恐こわしく「ワルイヤツ」が、
ヤツが・奴やつが・ヤツが
「フミツケ、タベテシマツタ」様ようでス。
踏ふみつけ・喰たべてシマッタ・踏ふみつけ・てシマッた・んダ
影かげの無ない美うつくしいヒトの影かげヲ…
影かげの無ないヒトの傍そばから「ワルイヤツ」は離はなれません、
逃にげません、ハナレセン、ニゲマセ・ン…
傍そばカラ・スグソバ・後うしろニ・真上まうえに・ヨコカラ
傍そばから離はなれない、逃にげない、ハナレナイノデス。
影かげの無ないヒト泪なみだシテイマス。日ひノ当あタラヌ鏡かがみの前まえデ、さめざめと震ふるえる様よう
泪なみだシテマス。鏡かがみニナミダ映うつります。とてもシズカニ映うつります。
ンダッて、人ひとは、影かげある者もの。
影かげ無ない人ひとヒトに在あらずヨ。アラズヨ…
「ワルイヤツ」の人ひとは、踏ふみつけ、
喰たべてシマッタ影かげを其そのワルイ手てを掌てのひらで其その口くちにネジ込こみ
喉のどを掻かき毟むしり臓腑ぞうふのワタの奥おくから拗こじれくり出だして嘔はき出だそうとしている様ようダ。
ナカナカナカ影かげの無ないヒトのカゲは出でてこないデス。
ズットズットズットもがき…ズットズットズット痛いたみ…
ズットズット苦くるシもがキ、
やっとハラワタの奥おくの憶おぼえの影かげを其その悪わるい手てで握にぎり締しめた時とき、
サッキの罪つみよりモット深ふかい罪つみが襲おそって来きテ、
罪つみの毒どくで躰からだがシビレ雷かみなりに撃うたれた様ように
ビリビリリビビビリビリビビビビビリリリ
遅おそすぎた後悔こうかい。ワルい薄汚うすぎたないイヤラシ薄情はくじょうな
遅おそすぎたコ・ウ・カ・イ
「ワルイヤツ」はニンゲンですか、ヒトの型かたの魔法使まほうつかいデスカ、
ヘタクソな魔法使まほうつかいデスカ、怪あやしい獣けものですか、ケダモノ、除者のけものですか、
ケモノ…ノケモノ…ケダモノ
血ちを吐はくの、赤あかいの、海うみの色いろ蒼あおいの身みを剥はぐの、憎にくいの
罪つみの色色いろいろ影かげ色いろ・カゲイロ・陰かげ色いろ…
片時かたときも離はなれ無ない「ワルイヤツ」が
影かげの無ないヒトの影かげに成なるつもりなのですか。
己おのれの罪つみを受うけ入いれるつもりですか、
罪つみ・蜜みつ・ツミ・ミツ…
罪つみのせいで時間じかんが戻もどる、ジカンガモドル…ジカンガモドル
時間じかん・戻もどる・じかん・もどる・ジ・カ・ン・モ・ド・ル
時間じかんがモツレて、戻もどっテ、もがいて、交差こうさして交錯こうさくして
ヒトとカゲ、人ひとと影かげは互たがいに自みずからを縫ぬい合あわせハジメ
奇妙きみょうなカンケイに成なりました。
明日あしたの夜よるはアカルスギル月夜つきよだから、二人ふたりの扉とびらがヒライテ閉とジマシタ。
「悪わるいのは誰だれですか」「ワルイのはダレですか」
影かげの無ないヒトに逢あっタ。
影かげの無ない、うつくしい人ひとに逢あっタんだ。
影かげのナイ、極ごく、スゴク、優やさしいヒトが居いた。
ホントに居いたンだった。
本当ほんとうに異端いたんダッタ。
何故なぜ無なくなったんだヨ・カ・ゲ…どうして…ドシテ…
どうして何故なぜやさしく、凄すごく、極ごく正ただしい人ひとのカゲない…
…無ないんダヨ…泣ないタんダ
影かげの無ないヒトの躰からだのカラダの底そこからブルブルル…で、ブレて、
ブルで、ぶれて、とまらなくなりましタ。
ブルルで、ふれてるココロも宙吊ちゅうづりで
ブルブルブルで、それから固かたまりました。
顔かおも、腕うで、も脚あしも、心こころも、カオモ・ウデモ・アシモ…
ココロも塊かたまりでそして其それから
「ハヤクコロセ」と叫さけびました。
苦くるしくてカタマリが濁にごって、カタチが無なくなりそうな
凍こおり付ついた型かた血ち。
「悪わるい夢ゆめデ有あリマス様ようニ」
影かげの無ないヒトに(は)問といました。
―答こたえません―
又また問といました。
―解わかりません―
又また問といました。
―忘わすれまシタ―
又また問といました。
―黙だんまりまシタ―
又また問といました。
―泣なき出だしまス―
又また問といました。
―ツカレマシタ―
又また問といました。
―崩くずれマシタ―
又また問といました。
―壊こわれマシタ―
答こたえは・コタエハ・本当ほんとうは・ホントは・
知しっているノニノニノニノニ…なのに、
なのに問とい続つづけましたノデス。
其それは、カゲの無ないヒトの影かげは「ワルイヤツ」が
とても、ドシテモ、正ただしく無ない、恐こわしく「ワルイヤツ」が、
ヤツが・奴やつが・ヤツが
「フミツケ、タベテシマツタ」様ようでス。
踏ふみつけ・喰たべてシマッタ・踏ふみつけ・てシマッた・んダ
影かげの無ない美うつくしいヒトの影かげヲ…
影かげの無ないヒトの傍そばから「ワルイヤツ」は離はなれません、
逃にげません、ハナレセン、ニゲマセ・ン…
傍そばカラ・スグソバ・後うしろニ・真上まうえに・ヨコカラ
傍そばから離はなれない、逃にげない、ハナレナイノデス。
影かげの無ないヒト泪なみだシテイマス。日ひノ当あタラヌ鏡かがみの前まえデ、さめざめと震ふるえる様よう
泪なみだシテマス。鏡かがみニナミダ映うつります。とてもシズカニ映うつります。
ンダッて、人ひとは、影かげある者もの。
影かげ無ない人ひとヒトに在あらずヨ。アラズヨ…
「ワルイヤツ」の人ひとは、踏ふみつけ、
喰たべてシマッタ影かげを其そのワルイ手てを掌てのひらで其その口くちにネジ込こみ
喉のどを掻かき毟むしり臓腑ぞうふのワタの奥おくから拗こじれくり出だして嘔はき出だそうとしている様ようダ。
ナカナカナカ影かげの無ないヒトのカゲは出でてこないデス。
ズットズットズットもがき…ズットズットズット痛いたみ…
ズットズット苦くるシもがキ、
やっとハラワタの奥おくの憶おぼえの影かげを其その悪わるい手てで握にぎり締しめた時とき、
サッキの罪つみよりモット深ふかい罪つみが襲おそって来きテ、
罪つみの毒どくで躰からだがシビレ雷かみなりに撃うたれた様ように
ビリビリリビビビリビリビビビビビリリリ
遅おそすぎた後悔こうかい。ワルい薄汚うすぎたないイヤラシ薄情はくじょうな
遅おそすぎたコ・ウ・カ・イ
「ワルイヤツ」はニンゲンですか、ヒトの型かたの魔法使まほうつかいデスカ、
ヘタクソな魔法使まほうつかいデスカ、怪あやしい獣けものですか、ケダモノ、除者のけものですか、
ケモノ…ノケモノ…ケダモノ
血ちを吐はくの、赤あかいの、海うみの色いろ蒼あおいの身みを剥はぐの、憎にくいの
罪つみの色色いろいろ影かげ色いろ・カゲイロ・陰かげ色いろ…
片時かたときも離はなれ無ない「ワルイヤツ」が
影かげの無ないヒトの影かげに成なるつもりなのですか。
己おのれの罪つみを受うけ入いれるつもりですか、
罪つみ・蜜みつ・ツミ・ミツ…
罪つみのせいで時間じかんが戻もどる、ジカンガモドル…ジカンガモドル
時間じかん・戻もどる・じかん・もどる・ジ・カ・ン・モ・ド・ル
時間じかんがモツレて、戻もどっテ、もがいて、交差こうさして交錯こうさくして
ヒトとカゲ、人ひとと影かげは互たがいに自みずからを縫ぬい合あわせハジメ
奇妙きみょうなカンケイに成なりました。
明日あしたの夜よるはアカルスギル月夜つきよだから、二人ふたりの扉とびらがヒライテ閉とジマシタ。
「悪わるいのは誰だれですか」「ワルイのはダレですか」