ガラクタカントリーロード 歌詞 渡梓 ふりがな付

オンボロの軽けいにぎゅうぎゅう詰づめで 後うしろで開あける安やすい缶かんチューハイ
シャカシャカなスピーカーからおませな洋楽ようがく
それだけでよかった
ほこりだらけの助手席じょしゅせきの窓まど あければ風かぜがすりぬけてく
ヘタクソな鼻歌はなうた うるさい話はなし声ごえが
やけに心地ここちがいい

いつまでこうしていられるだろう 笑わらい声ごえの隙間すきまで一瞬いっしゅん切せつなくなる

ガラクタカントリーロード 僕ぼくらを待まつ未来みらいには
何なにがおこるかわからない 傷きずついたら 帰かえればいい

順番じゅんばんに叫さけんだ未来みらいの地図ちず ちょっと大人おとなにでもなれた気分きぶん
ブリキの地球儀ちきゅうぎ おさがりのギターで
歌うたえればよかった
色いろあせたボンネットの上うえ よじ上のぼって星座せいざを数かぞえたら
湿しめった夜空よぞらに 誰だれかがつぶやいた
ずっとこのままでいたい

いつから大人おとなになったんだろう 不安ふあんな夜よるの隙間すきまであのころを思おもい出だす

ガラクタカントリーロード 何なにもないけど宝物たからもの
傷きずだらけでも強つよく笑わらおう どんなときも一人ひとりじゃない

ガラクタカントリーロード あの頃ころ見みた未来みらいには
まだまだほど遠とおいけど 選えらんだ道みちを走はしればいい