hanauta 歌詞 ピノキオピー ふりがな付

あなたがいるから 通学路つうがくろの足取あしどりも軽かるく
嬉うれしそうなハナウタはふふふ
ださすぎて笑わらった

喜よろこぶこと 悲かなしむこと 利きき手ての方向ほうこう
君きみと合あわせていたいんだ
UFOとか超常ちょうじょう現象げんしょうを
信しんじるっていうなら私わたしも信しんじるし
だけどまだ この想おもいは伝つたえられてない

ぐるぐると衛星えいせいに乗のり
奇跡きせきを待まって何なにもせずにいるの
すると 放課後ほうかご あの人ひとが前まえからやってきて
すれ違ちがいざま カバンぶつかり 目めと目めが合あった

ふんふんふふんふふんふんふふん
ふんふんふふんふふんふんふふん
ハナウタで誤魔化ごまかして 赤面せきめんの逃避行とうひこう
「ちょっと待まて。」の声こえが聞きこえたけど 曲まがり角かどへ消きえる
寂さびしそうなハナウタはふふふ
ださすぎて笑わらった

今日きょうを振ふり返かえって ジタバタして
ちょっと欝うつになって 読書どくしょもままならないんだ
携帯けいたいに着信ちゃくしん 知しらない番号ばんごうだ
「もしもし、落おとし物もの。」あの人ひとの声こえがする
うわずる声こえ
どうやら学生証がくせいしょうを落おとしたらしい

緊張きんちょうを悟さとられぬように
つとめて冷静れいせいに「わざわざ、ありがとね。」
すると あの人ひとが こんな話題わだいを持もち出だしてきた
「あの曲きょくなら俺おれも知しってるよ、確たしかこんな感かんじのメロディ。」

ふんふんふふんふふんふんふふん
ふんふんふふんふふんふんふふん
何なにかが動うごき出だした そんな気きがしたんだ
ふんふんふふんふふんふんふふん
思おもわずユニゾンで歌うたう
嬉うれしそうなハナウタはふふふ
くさすぎて…

あなたがいるから 私わたしの価値観かちかんは揺ゆれる
人生観じんせいかんも善悪ぜんあくの意味いみも 劇的げきてきに塗ぬり換かわる
デッサンのつたない キュビズムな心こころの内うちに
溶とけていったハナウタはふふふ
嬉うれしそうなハナウタをふふふ
ふたりして笑わらった