よみ:はり
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時計とけいの針はりを巻まき戻もどそうと
手てを伸のばしたから指ゆびを切きった
ガラクタのようで宝物たからものだった
さよならも言いえずになくした恋こい
諦あきらめ方かたを知しらず 産うまれてきたはずなのに
「仕方しかたがない」と唱となえるこの臆病者おくびょうもの
届とどかなくても 届とどかなくても
届とどかなくても ちゃんと言いいたいな
届とどかなくても 届とどかなくても
もう一度いちどあなたに逢あえたなら
指ゆびに触ふれて また時ときが止とまる
溶とけた氷こおりと濡ぬれた掌てのひら
海うみの何処どこかへと消きえた花火はなび
時計とけいの針はりの音おとに合あわせて
なくした物ものだけ数かぞえる恋こい
昨日きのうの事ことのように 今いまも痛いたむこの胸むねは
幼おさなすぎたあの季節きせつの落おとし物もの
笑わらった事ことも 泣ないた事ことも
幸しあわせでしたと伝つたえたいな
人通ひとどおりの多おおい街まちは
あなたによく似にた影かげばかりで
振ふり向むく度たび また夢ゆめが終おわる
届とどかなくても 届とどかなくても
届とどかなくても ちゃんと言いいたいな
届とどかないまま 届とどかないまま
もう二度にどとあの日ひは戻もどらない
目めを開あければ 今夏こんかが終おわる
手てを伸のばしたから指ゆびを切きった
ガラクタのようで宝物たからものだった
さよならも言いえずになくした恋こい
諦あきらめ方かたを知しらず 産うまれてきたはずなのに
「仕方しかたがない」と唱となえるこの臆病者おくびょうもの
届とどかなくても 届とどかなくても
届とどかなくても ちゃんと言いいたいな
届とどかなくても 届とどかなくても
もう一度いちどあなたに逢あえたなら
指ゆびに触ふれて また時ときが止とまる
溶とけた氷こおりと濡ぬれた掌てのひら
海うみの何処どこかへと消きえた花火はなび
時計とけいの針はりの音おとに合あわせて
なくした物ものだけ数かぞえる恋こい
昨日きのうの事ことのように 今いまも痛いたむこの胸むねは
幼おさなすぎたあの季節きせつの落おとし物もの
笑わらった事ことも 泣ないた事ことも
幸しあわせでしたと伝つたえたいな
人通ひとどおりの多おおい街まちは
あなたによく似にた影かげばかりで
振ふり向むく度たび また夢ゆめが終おわる
届とどかなくても 届とどかなくても
届とどかなくても ちゃんと言いいたいな
届とどかないまま 届とどかないまま
もう二度にどとあの日ひは戻もどらない
目めを開あければ 今夏こんかが終おわる