ヒカリの声 歌詞 有安杏果(ももいろクローバーZ) ふりがな付

トンネルを抜ぬけると
眩まばゆい光ひかりが射さし
いつか見みたままの景色けしきよみがえる
あの夏なつの日ひがあって
いくつもの暗闇くらやみ越ごえ
紡つむいできた日々ひびを感かんじる

痛いたむのは生いきてるから
転ころぶのは前まえへ進すすむから
いつだって僕ぼくらは諦あきらめずにきた
いくつものトンネルの中なかで
白しろい光ひかりだけめざして

僕ぼくらを繋つないでる 空そらが今いま叫さけんでる
どんなに遠とおくても出口でぐちへと導みちびいてくれる
君きみにも届とどくだろう あの夏なつの日ひのように
だからどんなに彷徨さまよっても ここで同おなじ光ひかり浴あびよう

いいことなんて長ながく
続つづかないってことは
時ときを重かさねるごとに悟さとってきたから
次つぎのトンネルが見みえて
暗闇くらやみが近付ちかづいてきても
恐おそれず平穏へいおんでいられた

負まけることに慣なれ果はて
簡単かんたんにプライドも捨すて
逆転劇ぎゃくてんげきなんて狙ねらわない
いつからかそんな生いき方かた
楽らくになって流ながされてきた

僕ぼくらを繋つないでる 空そらが今いま泣ないてる
心こころ失うしなった僕ぼくを見みて嘆なげいているよ
どこかで見上みあげてる君きみの顔かお 曇くもらないよう
今いま思おもい出だそう ほら共ともに紡つむいできた消きえない軌跡きせき

心こころの隅すみっこ忍しのばせているあの約束やくそく
何度なんどだって思おもい出だしてスタート切きれる
だから辛つらいときはいつだって
君きみの目印めじるしでいる

僕ぼくらを繋つないでる 空そらが今いま叫さけんでる
どんなに遠とおくても出口でぐちへと導みちびいてくれる
君きみにも届とどくだろう あの夏なつの日ひのように
だからどんなに彷徨さまよっても
ここで同おなじ光ひかり浴あびよう