奇跡 歌詞 井口裕香 ふりがな付

雨あめの滴しずくを 弾はじいて光ひかる ショーウインドーに
過去かこと未来みらいが 映うつっては消きえていく

時間じかんを戻もどして 何なにかをやりなおしても
想おもいの深ふかさは きっと変かわらないだろう

カタログをめくって 指ゆびを指さしてくようには
セレクトできない 今いまが欲ほしい

人ひとの心こころは そんなにシンプルじゃないから
自分じぶんに嘘うそをついては生いきていけないだろう
一番いちばん欲ほしいものは 掴つかめないルールでも
この日常にちじょうは 私わたしが輝かがやく 奇跡きせき

変かわってく事ことが 怖こわいと感かんじたとしても
明日あしたの行方ゆくえを見守みまもっていこうよ

誰だれかと比くらべては タメ息いきついたことも
笑わらって話はなせる 今いまでいたい

人ひとの心こころはそんなに 頑丈がんじょうじゃないから
傷きずつき傷きずつけることも 時ときにはあるだろう
何なにより大事だいじなのは 果はてしないゴールでも
この日常にちじょうを超こえて きっと辿たどり着つく

奇跡きせきと呼よべるのは
ホントはそんなに 特別とくべつなことじゃない
私わたしが立たっている 今いまこの瞬間しゅんかんに
感かんじてる気持きもちが そうなんだろう

人ひとの心こころは そんなにシンプルじゃないから
自分じぶんに嘘うそをついては 生いきていけないだろう
一番いちばん欲ほしいものは 掴つかめないルールでも
この日常にちじょうの中なかで 輝かがやいてる 奇跡きせき