最後のナミダ 歌詞 河西智美 ふりがな付

冷つめたい 夜風よかぜが
季節きせつのおわり告つげる
1人ひとりの 部屋へやに
慣なれてきたけど

突然とつぜん ふと 目めに入はいる
ずっと しまってた
しわくちゃのままのシャツは

あなたの匂においが 今いまでも消きえないままで

だいすき そう わかってる
自分じぶんを認みとめたくなくて
まばたきするたび
こぼれる 涙なみだを
ぬぐうこともしないまま 眠ねむるの

懐なつかしい 匂においに
振ふり返かえる交差点こうさてん
今いまさら 誰だれを
探さがしているの?

あれから ちょっと 伸のびた髪かみ
ギュッと 結むすんだら
何なにかが変かわる気きがして

あなたの好すきだった あの曲きょくも 聞きけないけど

「だいすき」 もう 言いえないから
無理むりして着きてた ワンピース
友達ともだちにあげた
香水こうすいも変かえた
今いままでの 私わたしにいま さよなら

止とまることない 涙なみだを
今いまだけは強つよがらないで流ながしたいの
本当ほんとうはいまでも 好すきで 好すきで
苦くるしいほど
好すきで

泣なきたいだけ 泣ないてもいい
涙なみだに気持きもちを預あずけて
幸しあわせだったよ
後悔こうかいはないよ
本気ほんきで恋こいをしたこと

だいすき もう 会あえないけど
あの日ひの約束やくそくをいつか
笑わらって話はなせる
そんな日ひがくると
信しんじてみるよ 今いままで ありがとう