一番近くて遠いもの 歌詞 丸谷雪 ふりがな付

あなたの言葉ことばを忘わすれないよ いつも見みててくれていた

眩まぶしい朝あさが煩わずらわしいって思おもってた時ときもあなたは言いってた
「明あかるい明日あしたが君きみを照てらしていると世界せかいまでもが輝かがやいて見みえる
寂さびしいことがある時ときはそうさ笑わらって
楽たのしいことを思おもい返かえせば良よいんだ」って
おどけて揶揄やゆうあなたはいつも私わたしに
笑顔えがおを見みせてくれてた

今いまならきっと出来できるよずっと
あなたがもっと遠とおくにいるようになっていても
この心こころはここにある
強つよくなってドア開あけ放はなって未来みらい向むかって
進すすんでる 二人ふたり違ちがう道みちを選えらんでいても
終おわらない

ありふれた世界せかいが夜よるに変かわるそれも当然とうぜん時ときは巡めぐってる
悲かなしみはどこにでも転ころがっているけど
優やさしさもそばにいつもあるはずなんだって
もう千切ちぎれそうな科白ことばを放はなつあなたの心こころを
見落みおとしていた

遠とおくて遠とおくて何なにも聞きこえてこなくて
凍こおり付ついた私わたしをあなたは
いつでもいつでも温あたためてくれた
すべてを託たくして‥

背中せなかを押おして立たて直なおしてってまだ前まえ向むいて
歩あるいてくあなたは今いまもここにある想おもい胸むねに抱だいて
あなたの言いった言葉ことばでそっと呟つぶやくずっと
繰くり返かえし未来みらいに向むかう人ひとに届とどけたい
「大丈夫だいじょうぶ!」と
いつも、笑顔えがおで