よみ:げいじゅつへん (The Artist)
藝術編 (The Artist) 歌詞
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Shing02 & Sauce81
- 2019.10.30 リリース
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結果
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ここに悩なやめる藝術家げいじゅつか一人ひとり
夜よな夜よなスタジオに引ひき篭こもり
とある壮大そうだいな仕事しごとの為ために
膨大ぼうだいな資料しりょうの海うみに身みを投とうじ
全霊ぜんれいを捧ささげテーマを考かんがえ抜ぬき
無駄むだを削そぎ落おとした結果けっか
並ならべた案あんの灰汁抜あくぬき、濾こした出汁だし
だがしかしその努力どりょく虚むなしく
頭あたまの中なかの〆切しめきりを踏ふみ倒たおし
完成かんせいには程遠ほどとおく
朧おぼろげな輪郭りんかく 沿そう程ほど遠退とおのく
重石おもしを抱かかえ刻ときと過すぎて行いく
過去かこの亡霊ぼうれいに髪かみ引ひかれ
未来みらいに痺しびれ切きらした
自分じぶんへの期待きたいと未練みれん
超こえて形かたちにしたい欲よくよりも
体力たいりょくの限かぎり鞭打むちうつ体ていたらく、睡眠すいみんは贅沢ぜいたく
生うまれた瞬間しゅんかん始はじまる老おい共ともに苦楽くらく
お暇ひまするまで追おい込こむ
台所だいどころは火ひの車くるまで突つっ込こむ
描えがける事ことに賭かける者もの
己おのれとの勝負しょうぶに長たける者もののみが
手てにする宝物たからものも
いつかしらは色褪いろあせる物もの
手てにする宝物たからものも
いつかしらは色褪いろあせる物もの
手てにする宝物たからものも
いつかしらは色褪いろあせる
耳みみと心こころを澄すまし
機きが熟じゅくすのをじっと堪こたえていた
唱となえていた独ひとり言ごと
尻尾しっぽだけは捕とらえていた
僅わずかな手応てごたえを抱だいていた
偉大いだいな人ひとから頂いただいた贈おくり物ものは
時計とけい仕掛しかけの置おき土産みやげ
永遠えいえんに受うけ継つがれる秘ひめた力ちから
解とき放はなたれるペンの太刀たちから
自分じぶんしか出来できない事ことへの自負じふ
頑かたくなに硬かたくなり剥むける皮膚ひふ
繰くり返かえし繰くり返かえし再生さいせい
あわよくば垣間見かいまみる来世らいせ
生うまれ変かわれば全すべてリセット
されど忘わすれぬ先さきの犠牲ぎせい
積つみ重かさね重かさね形けいにすれば
学まなびと遊あそびは同おなじ型かたなんだと
気付きづいたら肩かたの荷にが下おりる
アイディアの神かみが微笑ほほえむのが
分わかる視野しやがカッと開ひらく
つまり閃ひらめき繋つながり暗くらがりに灯あかり
俄にわかに始はじめてたら
到底とうてい無理むりな作業さぎょうの工程こうてい
気きが遠とおく成なりつつも
夢ゆめとうつつの境目さかいめを
行いき来きし始はじめた模様もよう
気きが遠とおく成なりつつも
夢ゆめとうつつの境目さかいめを
行いき来きし始はじめた模様もよう
変幻へんげん自在じざいに動うごく模様もよう
机つくえに手てを伸のばしたまま気きを失うしなっていた
闇やみの奥おくから眩まぶしい粒つぶが徐々じょじょに大おおきくなり
こっちに向むかって飛とんで来きたのは
神々こうごうしい鳳凰ほうおうの姿すがた
その光ひかりは言いった
「あなたが欲ほしいものは何なに、
作つくり続つづけるための永遠えいえんの命いのち?」
「いや、そんなものには興味きょうみ無ないよ
命いのちに限かぎりあるからこそ注そそぐ情熱じょうねつ
だが、敢あえて貰もらえるとしたらどうか
この作品さくひんに永遠えいえんの命いのちを与あたえてはくれまいか」
「おほほ、そんな事ことは簡単かんたんなこと
と同時どうじに、なんて無意味むいみなの」
急きゅうに手首てくびを鳥とりに掴つかまれて
人形にんぎょうのように宙ちゅうを舞まった
「あなたはまだ、時ときの流ながれが分わかってないのね、
見みせてあげるわ」
そこからは想像そうぞうを遥はるかに絶ぜっするスケールの旅たび
未み体験たいけんのゾーン、色彩しきさいの深ふかさは
悍おぞましさを含ふくんだ美うつくしさ
上下じょうげ前後ぜんご左右さゆう 空間くうかんに満みちた爆発ばくはつのエネルギー
無限大むげんだいと小しょう 構築こうちくと破壊はかいの螺旋らせん階段かいだんに酔よいそうだ
果はたして 人間にんげんや物ものの文明ぶんめいなど
宇宙うちゅうの尺しゃくでは、ほんの一瞬いっしゅん
ましてや自分じぶんの一生いっしょうは
時じの極微ごくびに消きえる星ほしの鉄粉てっぷん
でもどこかで繋つながっている
僕ぼくらは宇宙うちゅうの中なかに住すんでいる
宇宙うちゅうは僕ぼくらの中なかに住すんでいる
すると鳥とりは言いった
「それさえ理解りかいをしてれば人々ひとびとは
あなたの作品さくひんにひとつ触ふれただけで
あなたの事ことをすべて分わかってしまうの
きっと出会であうの無意識むいしきに
その人ひとが吸収きゅうしゅうしたものは、
次つぎの人ひとに渡わたされるの
そしていつか地球ちきゅうから人ひとが消きえても
あなたは生いき続つづけるのよ、ずっと」
ずっと
ずっと
ずっと
ずっと
夜よな夜よなスタジオに引ひき篭こもり
とある壮大そうだいな仕事しごとの為ために
膨大ぼうだいな資料しりょうの海うみに身みを投とうじ
全霊ぜんれいを捧ささげテーマを考かんがえ抜ぬき
無駄むだを削そぎ落おとした結果けっか
並ならべた案あんの灰汁抜あくぬき、濾こした出汁だし
だがしかしその努力どりょく虚むなしく
頭あたまの中なかの〆切しめきりを踏ふみ倒たおし
完成かんせいには程遠ほどとおく
朧おぼろげな輪郭りんかく 沿そう程ほど遠退とおのく
重石おもしを抱かかえ刻ときと過すぎて行いく
過去かこの亡霊ぼうれいに髪かみ引ひかれ
未来みらいに痺しびれ切きらした
自分じぶんへの期待きたいと未練みれん
超こえて形かたちにしたい欲よくよりも
体力たいりょくの限かぎり鞭打むちうつ体ていたらく、睡眠すいみんは贅沢ぜいたく
生うまれた瞬間しゅんかん始はじまる老おい共ともに苦楽くらく
お暇ひまするまで追おい込こむ
台所だいどころは火ひの車くるまで突つっ込こむ
描えがける事ことに賭かける者もの
己おのれとの勝負しょうぶに長たける者もののみが
手てにする宝物たからものも
いつかしらは色褪いろあせる物もの
手てにする宝物たからものも
いつかしらは色褪いろあせる物もの
手てにする宝物たからものも
いつかしらは色褪いろあせる
耳みみと心こころを澄すまし
機きが熟じゅくすのをじっと堪こたえていた
唱となえていた独ひとり言ごと
尻尾しっぽだけは捕とらえていた
僅わずかな手応てごたえを抱だいていた
偉大いだいな人ひとから頂いただいた贈おくり物ものは
時計とけい仕掛しかけの置おき土産みやげ
永遠えいえんに受うけ継つがれる秘ひめた力ちから
解とき放はなたれるペンの太刀たちから
自分じぶんしか出来できない事ことへの自負じふ
頑かたくなに硬かたくなり剥むける皮膚ひふ
繰くり返かえし繰くり返かえし再生さいせい
あわよくば垣間見かいまみる来世らいせ
生うまれ変かわれば全すべてリセット
されど忘わすれぬ先さきの犠牲ぎせい
積つみ重かさね重かさね形けいにすれば
学まなびと遊あそびは同おなじ型かたなんだと
気付きづいたら肩かたの荷にが下おりる
アイディアの神かみが微笑ほほえむのが
分わかる視野しやがカッと開ひらく
つまり閃ひらめき繋つながり暗くらがりに灯あかり
俄にわかに始はじめてたら
到底とうてい無理むりな作業さぎょうの工程こうてい
気きが遠とおく成なりつつも
夢ゆめとうつつの境目さかいめを
行いき来きし始はじめた模様もよう
気きが遠とおく成なりつつも
夢ゆめとうつつの境目さかいめを
行いき来きし始はじめた模様もよう
変幻へんげん自在じざいに動うごく模様もよう
机つくえに手てを伸のばしたまま気きを失うしなっていた
闇やみの奥おくから眩まぶしい粒つぶが徐々じょじょに大おおきくなり
こっちに向むかって飛とんで来きたのは
神々こうごうしい鳳凰ほうおうの姿すがた
その光ひかりは言いった
「あなたが欲ほしいものは何なに、
作つくり続つづけるための永遠えいえんの命いのち?」
「いや、そんなものには興味きょうみ無ないよ
命いのちに限かぎりあるからこそ注そそぐ情熱じょうねつ
だが、敢あえて貰もらえるとしたらどうか
この作品さくひんに永遠えいえんの命いのちを与あたえてはくれまいか」
「おほほ、そんな事ことは簡単かんたんなこと
と同時どうじに、なんて無意味むいみなの」
急きゅうに手首てくびを鳥とりに掴つかまれて
人形にんぎょうのように宙ちゅうを舞まった
「あなたはまだ、時ときの流ながれが分わかってないのね、
見みせてあげるわ」
そこからは想像そうぞうを遥はるかに絶ぜっするスケールの旅たび
未み体験たいけんのゾーン、色彩しきさいの深ふかさは
悍おぞましさを含ふくんだ美うつくしさ
上下じょうげ前後ぜんご左右さゆう 空間くうかんに満みちた爆発ばくはつのエネルギー
無限大むげんだいと小しょう 構築こうちくと破壊はかいの螺旋らせん階段かいだんに酔よいそうだ
果はたして 人間にんげんや物ものの文明ぶんめいなど
宇宙うちゅうの尺しゃくでは、ほんの一瞬いっしゅん
ましてや自分じぶんの一生いっしょうは
時じの極微ごくびに消きえる星ほしの鉄粉てっぷん
でもどこかで繋つながっている
僕ぼくらは宇宙うちゅうの中なかに住すんでいる
宇宙うちゅうは僕ぼくらの中なかに住すんでいる
すると鳥とりは言いった
「それさえ理解りかいをしてれば人々ひとびとは
あなたの作品さくひんにひとつ触ふれただけで
あなたの事ことをすべて分わかってしまうの
きっと出会であうの無意識むいしきに
その人ひとが吸収きゅうしゅうしたものは、
次つぎの人ひとに渡わたされるの
そしていつか地球ちきゅうから人ひとが消きえても
あなたは生いき続つづけるのよ、ずっと」
ずっと
ずっと
ずっと
ずっと