初めての疑惑 歌詞 河合奈保子 ふりがな付

ショーウインドウ のぞいてる振ふりをして
遠とおくに写うつる 2人ふたり連づれ
眼めが離はなせない
あまりの偶然ぐうぜんの 出来事できごとに
背せを向むけたまま 立たちつくすだけ

ゆうべの電話でんわでは 一言ひとことも
そんな話はなしは 聞きいていない
隠かくしていたの……
あなたはいつもより 少すこしだけ
オシャレしている そんな気きがする

ただのウワサと 聞きき流ながしたのに
あなたのそばで 笑わらう人ひとは誰だれ?

心こころは黄昏たそがれて 涙なみだ色いろの街まち
信しんじていたいけど メランコリーなの
流ながされる人波ひとなみに 紛まぎれて歩あるけば
風かぜがささやくわ lonely lonely girl

初はじめて疑うたがった あの人ひとを
幸しあわせすぎた恋こいだから あまりに突然とつぜん
失うしなうことだけが 恐こわいから
確たしかめるなんて できないわ

このままずっと 歩あるき続つづけたら
いつもの空そらに 出逢であえるのかしら

心こころは黄昏たそがれて 涙なみだ色いろの雲くも
鮮あざやかな想おもい出で 崩くずれてしまいそう
「思おもいすごしだよ」と微笑ほほえむあなたが
浮うかんで消きえてゆく gloomy gloomy day

心こころは黄昏たそがれて 涙なみだ色いろの街まち
信しんじていたいけど メランコリーなの
流ながされる人波ひとなみに 紛まぎれて歩あるけば
風かぜがささやくわ lonely lonely girl