味方 歌詞 Not yet ふりがな付

階段かいだんに座すわって
背中せなかを丸まるめている
あなたに声こえ掛かけたいけど
私わたしには何なにができるのだろう?

どういう言葉ことばで
慰なぐさめようとしても
本人ほんにんにしかわからない
プライドと痛いたみがあるから

悲かなしみを共有きょうゆうしたい
愛あいする人ひとの心こころのそばで

この手てにあなたをただ抱だきしめて
流ながれる時間じかんにこの身みをまかせて
ずっとこうしながら
少すこしずつ2人ふたりひとつになって行ゆくんだね
この世よのすべてに見放みはなされたって
私わたしがあなたを絶対ぜったい守まもってあげる
そんな思おもいでおでこをつけて
風かぜが過すぎるのを待まとう

あなたを傷きずつける
強つよい雨あめの中なかで
私わたしは震ふるえる身体からだ
覆おい被かぶさる盾たてになるんだ

生いきること 分わけ合あいたい
運命うんめいよりも愛あいの力ちからで

何なんにもできない今いまの私わたしだけど
冷ひえてる心こころをそっと暖あたためて
胸むねのそのつぶやき
ゆっくりとひとつひとつを拾ひろい集あつめよう
見みえない涙なみだを流ながしているなら
キスするふりしてちゃんと拭ぬぐってあげる
同おなじ気持きもちでここにいるのよ
風かぜが止やむのを信しんじて…

この手てにあなたをただ抱だきしめて
流ながれる時間じかんにこの身みをまかせて
ずっとこうしながら
少すこしずつ2人ふたりひとつになって行ゆくんだね
ぴったり ぴったり心こころを寄よせ合あい
弱よわさも孤独こどくも愛あいで癒いやせるように
同おなじ呼吸こきゅうをしていたいのよ
風かぜが止やむのを信しんじて…