やわらかな月明つきあかりが照てらす
泡沫ウタカタの雪ゆき影かげ
悴カジカんだ小ちいさな手てを合あわせ
透すき通とおる街まちに微笑ほほえむ
さやぐ時代トキを全すべて包つつみ込こんで
唯タダ 染そまる夜よるに 解とき放はなて
降ふり注そそぐ白しろい花はなびら
心こころをそっと解ホドいてく
手てのひらで溶とけて刹那せつなを魅みせる
仰あおぐ藍空あいぞらの彼方かなたに
行いく先さきの輝ヒカリ映うつして
惑まどいも灯ともせば良いい
結むすんだ雪華ハナよ いまに届とどけと
彷徨さまよえる想おもいは千切ちぎれ雲ぐも
引ひき寄よせる星影ほしかげ
曇くもる息いき吹ふきかけて温あたたむ
この手て奏カナづ 祈いのりの詩うた
さやぐ鼓動こどう 包つつみ抱だきしめたら
ほら 染そまる夜よるが 迎むかえるの
舞まい落おちる白しろい花はなびら
心こころをそっと和やわらげる
溶とけては生うまれて命いのちを魅みせる
望のぞむ藍空あいぞらの彼方かなたに
映うつした輝ひかりを並ならべて
憂うれいを拭ぬぐえば良よい
現ウツツの先さきに
届とどくようにと
白しろい花はなびらがひらひら
心こころにそっと降ふり積つもる
穏おだやかな想おもいを束たばねるように
揺ゆれる藍空あいぞらの彼方かなたに
映うつした輝ひかりを信しんじて
儚はかなさを越こえてゆけ
灯ともした雪華ハナよ
永遠トワに届とどけと
やわらかなyawarakana月明tsukiaかりがkariga照teらすrasu
泡沫utakataのno雪yuki影kage
悴kajikaんだnda小chiiさなsana手teをwo合aわせwase
透suきki通tooるru街machiにni微笑hohoeむmu
さやぐsayagu時代tokiをwo全subeてte包tsutsuみmi込koんでnde
唯tada 染soまるmaru夜yoruにni 解toきki放hanaてte
降fuりri注sosoぐgu白shiroいi花hanaびらbira
心kokoroをそっとwosotto解hodoいてくiteku
手teのひらでnohirade溶toけてkete刹那setsunaをwo魅miせるseru
仰aoぐgu藍空aizoraのno彼方kanataにni
行iくku先sakiのno輝hikari映utsuしてshite
惑madoいもimo灯tomoせばseba良iいi
結musuんだnda雪華hanaよyo いまにimani届todoけとketo
彷徨samayoえるeru想omoいはiha千切chigiれre雲gumo
引hiきki寄yoせるseru星影hoshikage
曇kumoるru息iki吹fuきかけてkikakete温atataむmu
このkono手te奏kanaづdu 祈inoりのrino詩uta
さやぐsayagu鼓動kodou 包tsutsuみmi抱daきしめたらkishimetara
ほらhora 染soまるmaru夜yoruがga 迎mukaえるのeruno
舞maいi落oちるchiru白shiroいi花hanaびらbira
心kokoroをそっとwosotto和yawaらげるrageru
溶toけてはketeha生uまれてmarete命inochiをwo魅miせるseru
望nozoむmu藍空aizoraのno彼方kanataにni
映utsuしたshita輝hikariをwo並naraべてbete
憂ureいをiwo拭nuguえばeba良yoいi
現utsutsuのno先sakiにni
届todoくようにとkuyounito
白shiroいi花hanaびらがひらひらbiragahirahira
心kokoroにそっとnisotto降fuりri積tsuもるmoru
穏odaやかなyakana想omoいをiwo束tabaねるようにneruyouni
揺yuれるreru藍空aizoraのno彼方kanataにni
映utsuしたshita輝hikariをwo信shinじてjite
儚hakanaさをsawo越koえてゆけeteyuke
灯tomoしたshita雪華hanaよyo
永遠towaにni届todoけとketo