よみ:うたかたのよりしろ
泡沫の依り代 歌詞
友情
感動
恋愛
元気
結果
- 文字サイズ
- ふりがな
- ダークモード
いる筈はずもない僕ぼくは確たしかにここにいて
しくしくと胸むねを痛いためるんだ
みられたくない姿すがたをずっと隠かくして
でも本当ほんとうは誰だれかに
肯定こうていしてほしいそんな気持きもちに
不透明ふとうめいな身体からだがふわふわ浮ういて
誰だれにも見みえないけれど
ねぇ、ここに居いるんだよ
そんなさけび声ごえはきっと誰だれにも届とどかない
彼岸ひがんの花はなが咲さいた此この世よには
僕ぼくの居場所いばしょなんてもうどこにも無ないんだ
そう何なんにもないんだ
毎夜まいよ液晶えきしょうに映うつる霊能者れいのうしゃでも
僕ぼくの姿すがたはどうやら見みえないらしい
そんな見みえない僕ぼくへふいにあてられた視線しせんの先さき
涙なみだを浮うかべている女おんなの子こ
心配しんぱいになって声こえをかけてみる
(どうせきこえやしないけど)
どうしてきみは泣ないてるの?
「すごくうれしくって」
きみは僕ぼくの手てを握にぎって瞳ひとみを合あわせた
ふわふわに浮ういた身体からだを離はなさないよう
力強ちからづよくそれでいてやさしさをもって
そっと笑わらいかけてくれた
本当ほんとうは見みえちゃいけないんだ
本当ほんとうはいちゃいけないんだ
それでもきみは僕ぼくの手てを離はなさない
もう満みたされたんだ
だからきみは、元もとの場所ばしょに
「あなたは私わたしの光ひかりになってくれた
瞳ひとみに色彩しきさいを与あたえてくれたの
暗くらい世界せかいに閉とじられたままでいるのなら
このままいっそ連つれ去さって」
泡沫うたかたのような僕ぼくとのろわれたきみで
ちいさな手てを繋つないでくるくると
彼岸ひがんの花はなが咲さくこの世よを渡わたって
音おともない遥はるか遠どおい世界せかいへ駆かけて
しくしくと胸むねを痛いためるんだ
みられたくない姿すがたをずっと隠かくして
でも本当ほんとうは誰だれかに
肯定こうていしてほしいそんな気持きもちに
不透明ふとうめいな身体からだがふわふわ浮ういて
誰だれにも見みえないけれど
ねぇ、ここに居いるんだよ
そんなさけび声ごえはきっと誰だれにも届とどかない
彼岸ひがんの花はなが咲さいた此この世よには
僕ぼくの居場所いばしょなんてもうどこにも無ないんだ
そう何なんにもないんだ
毎夜まいよ液晶えきしょうに映うつる霊能者れいのうしゃでも
僕ぼくの姿すがたはどうやら見みえないらしい
そんな見みえない僕ぼくへふいにあてられた視線しせんの先さき
涙なみだを浮うかべている女おんなの子こ
心配しんぱいになって声こえをかけてみる
(どうせきこえやしないけど)
どうしてきみは泣ないてるの?
「すごくうれしくって」
きみは僕ぼくの手てを握にぎって瞳ひとみを合あわせた
ふわふわに浮ういた身体からだを離はなさないよう
力強ちからづよくそれでいてやさしさをもって
そっと笑わらいかけてくれた
本当ほんとうは見みえちゃいけないんだ
本当ほんとうはいちゃいけないんだ
それでもきみは僕ぼくの手てを離はなさない
もう満みたされたんだ
だからきみは、元もとの場所ばしょに
「あなたは私わたしの光ひかりになってくれた
瞳ひとみに色彩しきさいを与あたえてくれたの
暗くらい世界せかいに閉とじられたままでいるのなら
このままいっそ連つれ去さって」
泡沫うたかたのような僕ぼくとのろわれたきみで
ちいさな手てを繋つないでくるくると
彼岸ひがんの花はなが咲さくこの世よを渡わたって
音おともない遥はるか遠どおい世界せかいへ駆かけて