電光石火 歌詞 九十九 ふりがな付

息いきをしてみる金魚鉢きんぎょばちの中なかで
くだらぬ自殺じさつ願望がんぼうここらで終おわらせたいのさ
迷まよえる狼おおかみを子羊こひつじが喰くらっていた
馬鹿ばかげた猿芝居さるしばいただ見みてるだけ

知しらない間あいだに飼かい慣ならされていた
腐くさり熟じゅくした道徳どうとくも置おいてさ

誰だれもいない部屋へやで1人ひとりただ孤独こどくに蝕むしばまれてく
泣ないたってもう 叫さけんだってもう
走はしるしかない見みえない明日あしたへと
加速かそくしていく鼓動こどうを止とめることは出来できないから
もがいたってさ 足掻あがいたってさ
終おわることなく腐くさり果はてていく
最期さいごの時ときまで

天てんと地ちの彼岸ひがんで見みえた光ひかりは
群むらがる蟻ありを弄もてあそぶだけ

運命うんめいはどちらへ転ころぶのか
変かわることない明日あしたへ恋こい焦こがれて
今いまを生いき抜ぬけ

誰だれもいない部屋へやで1人ひとりただ孤独こどくに蝕むしばまれてく
泣ないたってもう 叫さけんだってもう
走はしるしかない見みえない明日あしたへと
加速かそくしていく鼓動こどうを止とめることは出来できないから
もがいたってさ 足掻あがいたってさ
終おわらせない 走はしり続つづけるのさ