ほんの少し 歌詞 永井真理子 ふりがな付

なんでも経験けいけんをしたとしても
ちっとも変かわらない 小ちいさな まず臆病おくびょうなところ

古ふるびて行いってるのはわかるのに
なぜ心こころだけは いつでも 同おなじ形かたちをしてる

目めの前まえのあなたから 伝つたわってくる 甘あまえる気持きもち
涙なみだのわけがなぜか よくわかるのが まんざらでもない

あなたが泣ないてると 私わたしも泣なけてくるから
どうぞ笑わらって 話はなしをしてほしいの
悲かなしいことばかり あるのは知しっているから
そんな風ふうに自分じぶんを責せめないでほしい
ほんの少すこしだけやさしく ほんの少すこし

理想りそうで首くびをしめるのはやめて
調度ちょうどいい感かんじで これから 行いってみたいものだね

どんなにふんばっても 心臓しんぞうは
勝手かってにやってるし 地球ちきゅうは 勝手かってに回まわっている

情なさけないけどどこか 忘わすれたふりも 上手じょうずになって
お愛想あいその一言ひとことも 大事だいじだなんて 軽かるくぼやいたり

愛あいされた分ぶんだけ 長生ながいきできるらしい
お互たがいしぶとく 世よの中なかにはびこって
楽たのしいことだけを 考かんがえるようにしよう
とにかく自分じぶんを責せめるのはやめて

あなたが泣ないてると 私わたしも泣なけてくるから
どうぞ笑わらって 話はなしをしてほしいの
悲かなしいことばかり あるのは知しっているから
そんな風ふうに自分じぶんを責せめないでほしい
ほんの少すこしだけやさしく ほんの少すこし