高校3年生(春夏秋冬の巻) 歌詞 伊藤さやか ふりがな付

(春はる)梅うめが散ちり 桜さくら咲ざき
新学期しんがっきの始はじまりだ
あいつもこいつも でっかいツラして
恐こわい者ものなし最上級生さいじょうきゅうせい
残のこり1年ねん 学園がくえん生活せいかつ
さぁさ 今日きょうからバリバリよ

嗚呼ああ!! 高校こうこう3年生ねんせい
やっとつかんだこの立場たちば
嗚呼ああ!! 高校こうこう3年生ねんせい
石いしの上うえにも高校こうこう3年生ねんせい

(夏なつ)目めに青葉あおば ちょいと初体験はつたいけん
待まってましたと夏休なつやすみ
バイトビシバシ それ海うみ! さぁ山やま!
夏期かき講習こうしゅうなんか行いってられない
遊あそべ 遊あそべで日ひが暮くれる

嗚呼ああ!! 高校こうこう3年生ねんせい
受験じゅけんと言いわれても
嗚呼ああ!! 高校こうこう3年生ねんせい
馬うまの耳みみに念仏ねんぶつ3年生ねんせい

(秋あき)天てん高たかく 馬肥うまごやしゆる
秋あきは最後さいごの学園祭がくえんさい
ファイアー・ストーム夜空よぞらをこがし
肩かた組くみ歌うたう哀愁あいしゅう校歌こうか
あちこちはずみでイイコトしてる
私わたし その気きになっちゃった

嗚呼ああ!! 高校こうこう3年生ねんせい
このさい誰だれでもいいじゃない
嗚呼ああ!! 高校こうこう3年生ねんせい
空腹くうふくにまずいものなし3年生ねんせい

(冬ふゆ)姫始ひめはじめ すませたら
やって来きました卒業式そつぎょうしき
まっ赤かな夕陽ゆうひが校舎こうしゃを染そめて
ニレの木陰こかげに笑わらい声ごえ
私わたしはひとりで教室きょうしつの中なか
仰あおげば尊みこととし歌うたえない

嗚呼ああ!! 高校こうこう3年生ねんせい
もう1度ど振ふり出だしもどるけど
嗚呼ああ!! 高校こうこう3年生ねんせい
急いそがば回まわれ ワンスモア3年生ねんせい

嗚呼ああ!! 高校こうこう3年生ねんせい
想おもい出でリフレインするけれど
嗚呼ああ!! 高校こうこう3年生ねんせい
猿さるも木きから落おちて4年生ねんせい