ひび割われた 壁かべの前まえを
一人ひとりうつむきながら 陽ひだまりをさけるように
まるで隠かくれるように
人ひとの眼めに おびえながら
歩あるく足取あしどり重おもく 落おちこんだ狭せまい肩かたは
まるで野良犬のらいぬみたいに
Boy 胸むねを張はれ Boy 前まえを見みろ
明日あしたをその手てでつかめ
やぶれかけた夢ゆめ いつまでも
悔くやんで らしくもないで
昨晩ゆうべの冗談話じょうだんばなしと Boy 笑わらって忘わすれろ
ひび割われた 壁かべの前まえを
帰かえる家いえさえもなく 今夜こんやの寝ねぐら求もとめる
まるで野良犬のらいぬみたいに
Boy 胸むねを張はれ Boy 胸むねを張はれ……。
ひびhibi割waれたreta 壁kabeのno前maeをwo
一人hitoriうつむきながらutsumukinagara 陽hiだまりをさけるようにdamariwosakeruyouni
まるでmarude隠kakuれるようにreruyouni
人hitoのno眼meにni おびえながらobienagara
歩aruくku足取ashidoりri重omoくku 落oちこんだchikonda狭semaいi肩kataはha
まるでmarude野良犬norainuみたいにmitaini
Boy 胸muneをwo張haれre Boy 前maeをwo見miろro
明日ashitaをそのwosono手teでつかめdetsukame
やぶれかけたyaburekaketa夢yume いつまでもitsumademo
悔kuやんでyande らしくもないでrashikumonaide
昨晩yuubeのno冗談話joudanbanashiとto Boy 笑waraってtte忘wasuれろrero
ひびhibi割waれたreta 壁kabeのno前maeをwo
帰kaeるru家ieさえもなくsaemonaku 今夜konyaのno寝neぐらgura求motoめるmeru
まるでmarude野良犬norainuみたいにmitaini
Boy 胸muneをwo張haれre Boy 胸muneをwo張haれre……。