終わらない夜を 歌詞 藤原夢路(岡本信彦) ふりがな付

終おわらない夜よるを 悩なやませる あの記憶きおく
後悔こうかいを乗のり越こえてゆけ

泣ないてばかりで俯うつむいている 悲かなしい顔かおは似合にあわないから
誰だれでもそうさ 君きみだけじゃない 空そらを見上みあげて 涙なみだを捨すてて
過去かこの足音あしおと 追おいかけてくる 罪悪感ざいあくかんに苛さいなまれても
償つぐなうことが出来できる筈はずだろう まだ動うごかせる その両手りょうてで

願ねがい求もとめる 闘たたかい護まもる強つよさを 想おもいを
世界せかいさえ変かえてしまえる力ちから

終おわらない夜よるを 悩なやませる 黒くろい影かげ
瞳ひとみ逸そらさず 立たち向むかうんだ

忘わすれ掛かけていた遠とおい日ひの約束やくそくが 迷まよい打うち砕くだき
二人ふたりはいま歩あるきだせる 帰かえり道みち見みつけるために

いつも独ひとりで抱かかえ込こんでる 見みつかりにくい探さがし物ものなら
尚更なおさらそうさ 簡単かんたんじゃない 知恵ちえを束たばねて 絆きずな重かさねて
惨むごい現実げんじつ 高たかく聳そびえる 巨大きょだいな壁かべに遮さえぎられても
見捨みすてるなんて出来できる訳わけない 全力ぜんりょくでやる ただそれだけ

願ねがい求もとめる 貫つらぬき穿うがつ怒いかりを 勇気ゆうきを
未来みらいへと進すすんでゆけるように

あの日ひ 必かならず助たすけると誓ちかったから
君きみを 必かならず連つれて行いくと
その手てを取とり 強つよく握にぎり締しめたから

壊こわれそうなほど苦くるしくて
絶望ぜつぼうに心こころ押おし潰つぶされそうでも

終おわらない夜よるを もう二度にどと もう二度にどと 諦あきらめはしない
目指めざす夢ゆめの向むこう側がわへ 辿たどり着つくその瞬間しゅんかんまで