恋こいの未練みれんを 抱だきしめて
切せつなく一人ひとり 佇たちつくす
岩いわに砕くだける 波なみの牙きば
旅路たびじの雨あめに 濡ぬれながら
さまよう俺おれらと 同おなじよに
ああ 灰色はいいろの 日本海にほんかい
可愛かわいいあの娘この あの肩かたを
やくざの垢あかの 泌しみ込こんだ
何なんでこの手てで 抱だけようか
コートの襟えりに 消きえ残のこる
哀かなしいシャネルの 移うつり香がに
ああ 汐しお騒さわぎも 咽むせび泣なく
旅路たびじの雨あめに 濡ぬれながら
せめても祈いのろよ しあわせを
ああ たそがれの 日本海にほんかい
恋koiのno未練mirenをwo 抱daきしめてkishimete
切setsuなくnaku一人hitori 佇taちつくすchitsukusu
岩iwaにni砕kudaけるkeru 波namiのno牙kiba
旅路tabijiのno雨ameにni 濡nuれながらrenagara
さまようsamayou俺oreらとrato 同onaじよにjiyoni
ああaa 灰色haiiroのno 日本海nihonkai
可愛kawaiいあのiano娘koのno あのano肩kataをwo
やくざのyakuzano垢akaのno 泌shiみmi込koんだnda
何nanでこのdekono手teでde 抱daけようかkeyouka
コkoートtoのno襟eriにni 消kiえe残nokoるru
哀kanaしいshiiシャネルsyaneruのno 移utsuりri香gaにni
ああaa 汐shio騒sawagiもmo 咽museびbi泣naくku
旅路tabijiのno雨ameにni 濡nuれながらrenagara
せめてもsemetemo祈inoろよroyo しあわせをshiawasewo
ああaa たそがれのtasogareno 日本海nihonkai