白の世界 歌詞 倉橋ヨエコ ふりがな付

牛乳ぎゅうにゅうが減へっていくだけで 後あとは何なにも変かわらない
あなたの声こえがしないだけ そうよ 毎日まいにち変かわらない

やがて春はるが来きて 街まちは桜色さくらいろ
でも 私わたしの肩かたには溶とけない雪ゆき

惨みじめじゃない日ひはありません
雪ゆきよ
哀あわれな私わたしを 嘲笑あざわらう為ために降ふるの

ポストが錆さびていくだけで 後あとは何なんにも変かわらない
私わたしの声こえが枯かれるだけ 今いまは明日あしたを愛あいせない

やがて雪ゆきは溶とけ 人ひとは衣替ころもがえ
でも 私わたしの靴くつには凍いてつく道みち

惨みじめじゃない日ひをくれますか
雪ゆきよ
無力むりょくな私わたしを 追おい詰つめる為ために降ふるの

惨みじめじゃない日ひをくれますか
雪ゆきよ
無力むりょくな私わたしを 追おい詰つめる為ために ほら 降ふるのでしょう
惨みじめじゃない日ひはありません
雪ゆきよ
哀あわれな私わたしを 嘲笑あざわらう為ために降ふるの