バーバラ 歌詞 HOWL BE QUIET ふりがな付

鳴なったのは他ほかでもない僕ぼくの心臓しんぞう
疑うたがう余地よちもない このリズムは何なにかに反応はんのうしてる
愛あい 命いのち 人生じんせいについてより今日きょうは
この胸むねが騒さわいでる理由りゆうを探さがしてみたいんだよ

一体全体いったいぜんたい どうしたんだ
ずっと息いきしてなかった 心こころがどうして
歌うたい出だすんだろう
あぁ そうか 君きみがいるんだ

期待きたいした未来みらいの僕ぼくと ずいぶん違ちがう今いまだったけど
君きみとこうして出会であうために 遠回とおまわりしてきたんだ
馬鹿ばかだなぁって笑わらうのかな
それとも いつものようこっち向むいて
真面目まじめに話はなしを聞きいてくれたりするのかな

眠ねむれない夜よるも 君きみの声こえを聴きいて
浴槽よくそうみたいなまどろみへと 誘さそわれていたよ
波打なみうつ夜よるに身みを任まかせ沈しずんだ 暗闇くらやみの中なか 浮うかんだ顔かおに
救すくわれていたんだろう

どんな顔かおをしてたっけ どんな声こえをしてたっけ 奪うばわれていく
時間じかんが経たっても ちゃんと苦くるしくなるんだ

擬態ぎたいした想おもいの奥おくで 弾はずむ気持きもち 膨ふくらんだのは
君きみがこうして照てらす心こころ 色付いろづけてしまったんだ
覚束おぼつかない鼻歌はなうたさえも 愛いとしく思おもうほど 手遅ておくれなんだ
転ころがり続つづけている あなたの掌てのひらで

思おもい出だすたび 苦くるしくなるよ
重かさなりが消きえていく 跡形あとかたもなく
皮肉ひにくも言いえない 結局けっきょく望のぞんでいたんだろう
「愛あいしてる」
懐なつかしい声こえがする あの人ひとに会あいたい

愛いとしさの行方ゆくえに まだ見当けんとうがついてないのは
たぶん 手ての施ほどこしようないほどに 溺おぼれてしまってんだ
馬鹿ばかだなあって笑わらうのかな それとも
もう 見向みむきもしないだろうか

期待きたいした未来みらいの僕ぼくと ずいぶん違ちがう今いまだったけど
君きみに愛あいしてもらいたくて 遠回とおまわりしてきたんだ
さようならって笑わらうのかな
それとも いつものようこっち向むいて
真面目まじめに話はなしを聞きいてくれたりしたのかな