エニシダの陰かげで食たべよう
スカートの裾すそに集あつめた野のいちご
指先ゆびさきが 赤あかく染そまるまで
近ちかすぎて 好すきと言いえない
この恋こいは まるで すてきな夢ゆめから
覚さめたよな 甘あまい空むなしさよ
風かぜに吹ふかれ 胸むねを見みせる
髪かみをかきあげ あなたが目めを伏ふせる
悪わるいのはいつも太陽たいよう
「何なにも恥はずかしくないよ」と言いうから
ジーンズの膝ひざに くちづける
肩かたが触ふれる狭せまい道みちを
わざと選えらんで あなたをそそのかす
乾かわいた空そらには太陽たいよう
しだれ柳やなぎをくぐる時とき 見上みあげた
そのままで ふいに立たち止どまる
そのままで 夏なつが過すぎてゆく
エニシダenishidaのno陰kageでde食taべようbeyou
スカsukaートtoのno裾susoにni集atsuめたmeta野noいちごichigo
指先yubisakiがga 赤akaくku染soまるまでmarumade
近chikaすぎてsugite 好suきとkito言iえないenai
このkono恋koiはha まるでmarude すてきなsutekina夢yumeからkara
覚saめたよなmetayona 甘amaいi空munaしさよshisayo
風kazeにni吹fuかれkare 胸muneをwo見miせるseru
髪kamiをかきあげwokakiage あなたがanataga目meをwo伏fuせるseru
悪waruいのはいつもinohaitsumo太陽taiyou
「何naniもmo恥haずかしくないよzukashikunaiyo」とto言iうからukara
ジjiーンズnzuのno膝hizaにni くちづけるkuchidukeru
肩kataがga触fuれるreru狭semaいi道michiをwo
わざとwazato選eraんでnde あなたをそそのかすanatawososonokasu
乾kawaいたita空soraにはniha太陽taiyou
しだれshidare柳yanagiをくぐるwokuguru時toki 見上miaげたgeta
そのままでsonomamade ふいにfuini立taちchi止doまるmaru
そのままでsonomamade 夏natsuがga過suぎてゆくgiteyuku