Delta Decision 歌詞 エィハ(沢城みゆき),メリル(照井春佳),婁(内田真礼) ふりがな付

選えらんだはずの終焉しゅうえん 旋律せんりつは歪ゆがんでも(もっと)
波打なみうつ鼓動こどうがやがて望のぞむ奏かなで
均ならされた衝動しょうどうも 消けし去さった慟哭どうこくも(今いまは)
霞かすみを裂さいて駆かけていく
翼つばさよ…

突つき放はなすような言ことの葉はに隠かくしきれない感情かんじょうが(にじむ)
欲ほしいもの手てにするため両りょうの手てを空そらにして
縮ちぢめられない広ひろ袤ぼうを責せめることもできないまま
何なに信しんじたらいい?
ナニモイラナイ キミガイレバ タダソレダケ

啼なけばいい…煌煌こうこうと燃もえるのは
輪廻りんねの歯車はぐるまが回まわるから
その叫さけびが導みちびいた縒より合あわせの道みち かたく紡つむいで
(Ah…儚はかなきもの… かたく…)

触ふれてないはずの掌てのひらが
どうしてこんなあたたかい(いまも)
譲ゆずれないものがある それは強つよさになるだろう
強引ごういんな辻褄つじつまが綻ほころびになる時とききても
きっと変かわらない
カタチナンテ ヒツヨウナイ ネェソウデショ?

連つれてって…飛沫しぶきを上あげて開ひらいた
楽園らくえんか奈落ならくへ往いく道みち
回まわすことの叶かなわない腕うでをもてあまして 共ともに生いきたい
(Ah…哀かなしくはない 共ともに…)

聴きいていて…声こえが枯かれるまではあの日ひ散ちっていった
記憶きおくの欠片かけらを
拾ひろい集あつめ 祈いのるように 剣つるぎを抜ぬいた

啼ないていい…爪痕つめあとが残のこるほど 握にぎりしめた指ゆび 解とけたら
今いまも止やまない残響ざんきょうに心こころを奪うばわれて 踊おどり明あかそう
(Ah…壊こわれてもいい 踊おどろう…)

啼なけばいい…黒竜こくりゅうが昇のぼるように
孤独こどくを胸むねに抱かかえていても
紅あかく染そまる大地だいちへと足あしを踏ふみだせたら
惜おしむものはない
(Ah…迷まよいを捨すて 駆かけて…)

迎むかえたはずの終焉しゅうえん ひとかけらもない悔くいは
キミの隣となりにいたから…いつでも…