Rain of mind 歌詞 喜多修平 ふりがな付

どれだけ強つよく抱だき締しめたなら
僕等ぼくらの今いまが変かわるの
差さし伸のべた消きえ入いるような思おもい
気付きづけないままで

今いまも 窓まどを叩たたく 音おとは 止やみそうにないけど
孤独こどくな夜よる 紛まぎれるのならいい
ノイズ 雑まじりの愛あい そんな 汚よごれた感情かんじょうに
飲のみ込こまれて しまいそう だよ
ただいつまでも 側そばにいて そう願ねがった筈はずなのに
どうして君きみは ここにいない

どれだけ涙なみだを流ながしたなら
僕等ぼくらの痛いたみ消きえるの
言いいかけたあの日ひの言葉ことば今いま
聞きかせて欲ほしいよ

歩幅ほはばを合あわせて歩あるく二人ふたり 華奢きゃしゃな 手てが 少すこし触ふれ
その度たびに笑顔えがお 見みせた君きみが 小ちいさくなっていく

匂におい 温ぬくもりも 何故なぜに こんなに焼やき付ついて
今更いまさらまた 掻かきむしるように
ただ君きみだけを 求もとめてた 戻もどれない時ときの中なかで
どうして僕ぼくは ここにいる

どれだけ強つよく抱だき締しめたなら
僕等ぼくらの今いまが変かわるの
差さし伸のべた消きえ入いるような思おもい
気付きづけないままで

雨あめがこの熱ねつを奪うばい去さって くれる なら それもいい
鼓動こどう刻きざむほど 苦くるしくなる 君きみに今いま会あいたい

どれだけ涙なみだを流ながしたなら
僕等ぼくらの痛いたみ消きえるの
言いいかけたあの日ひの言葉ことば今いま
聞きかせて欲ほしいよ

傘かさを差さす人ひとの間あいだを縫ぬい 僕ぼくは 今いま 走はしり出だす
その先さきで君きみに会あえるならば 二度にどと離はなさない