夜間飛行 歌詞 ハイデマリー・W・シュナウファー(植田佳奈) ふりがな付

囁ささやくような声こえ きこえてる
遠とおくで呼よんでる、お友達ともだち

どんなにかすかな瞬まばたきでも
私わたしにはちゃんと見みえてる
ここにいるんだと揺ゆれている
ひとつひとつ、光ひかり

暗くらい陸りくのなかに街まちがある
愛あいしたり喧嘩けんかをしたり
それぞれの暮くらし、生いきている
どれも眩まぶしい命いのち

包つつんであげるよ 今夜こんやも魔法まほうで
心配しんぱいはしないでね
私わたしのちからは
そのために授さずかったのでしょう(信しんじてる)

こわいもののない世界せかいなら
守まもられてるなんて感かんじないでいいの
夜間飛行やかんひこうに気きづかないで
しずかにおやすみ お友達ともだち
そのほうがいいの お友達ともだち

距離感きょりかんを間違まちがえないように
いつも先さきまわりしていた
心こころのなかに流ながれこんだ
きみがくれた祈いのり

つややかに濡ぬれた 黒くろい夜よるの空そら
あのこの髪かみに似にてる
美うつくしいものは
あふれるくらいにあるのでしょう(触ふれたいな)

争あらそいなどない世界せかいなら
失うしなうことなんて知しらずにすんだ
泣ないてるきみのまつげの先さき
灯あかりをともしてゆきましょう
夜間飛行やかんひこうの赤あかい星ほし

誰だれかの役やくにたてたら
自分じぶんもしあわせになる
だけど傷きずつけたひとは
救すくわれたい、眼めをしてる

もし争あらそいなどない世界せかいなら
失うしなうことなんて知しらずにすんだ
泣ないてるきみのまつげの先さき
灯あかりをともしてゆきましょう

こわいもののない世界せかいなら
守まもられてるなんて感かんじないでいいの
夜間飛行やかんひこうに気きづかないで
しずかにおやすみ お友達ともだち
そのほうがいいの お友達ともだち
夜間飛行やかんひこうの赤あかい星ほし