寒い夏 歌詞 杏子 ふりがな付

色いろのない夢ゆめを見みた朝あさ 不安ふあんがつのります
秘密ひみつの目めくばせは誰だれに 送おくったのでしょうか

悲かなしいコト言いいあててたの ちぎれたボタンは
夕凪ゆうなぎの中なか 二人ふたりのシルエット 見みせつけるように

気きづかないふりで 名前なまえを呼よびます
少すこしでも一緒いっしょに あなたのそばにいたい私わたし
去年きょねんより寒さむい夏なつは無口むくちです
描かきかけのスケッチ 涙なみだでにじんでた

「さよなら」だけが聞ききとれた あなたとの最後さいごに
冷静れいせいさを装よそおってても 指先ゆびさきが震ふるえてる

別わかれ際ぎわの優やさしさなんて 残酷ざんこくなだけです
「ひとりの方ほうが気きが楽らくだわ」って さり気げなく答こたえる

あやまらないでね 救すくいがないでしょ
大切たいせつなものが その一言ひとことで壊こわれてゆく
去年きょねんより寒さむい夏なつは終おわります
想おもい出でのコラージュ 風かぜにさらされてる

あやまらないでね 救すくいがないでしょ
大切たいせつなものが その一言ひとことで壊こわれてゆく
去年きょねんより寒さむい夏なつは終おわります
海辺うみべのアトリエ あの鍵かぎは もう錆さびついています