海峡 歌詞 吉幾三 ふりがな付

わたし昔むかしから そうでした
北きたへ行いこうと 決きめていた
この世よで愛あいした男ひとは 貴方あなた
あなた あなただけなの
津軽つがる海峡かいきょう 渡わたる船ふねは
横よこなぐり 横よこなぐりの雨あめ
も一度いちど も一度いちど やり直なおせるなら
このまま このまま引ひき返かえすけど
もう遅おそい もう遅おそい 涙なみだの海峡かいきょう

わたし昔むかしから そうでした
北きたで死しのうと 決きめていた
幸しあわせ見みつけて 暮くらします
あなた あなた忘わすれて
津軽つがる海峡かいきょう 捨すててきた
こなごなに こなごなに写真しゃしん
も一度いちど も一度いちどやり直なおせるなら
このまま このまま泣なかないけれど
もう遅おそい もう遅おそい 涙なみだの海峡かいきょう

わたし昔むかしから そうでした
一度いちど海峡かいきょう 見みたかった
荒あれた海うみを 飛とぶカモメに
語かたり 語かたりかけたい
津軽つがる海峡かいきょう 越こえて来きた
何なにもかも 何なにもかも置おいて
も一度いちど も一度いちどやり直なおせるなら
このまま このまま帰かえり船ぶね乗のる
もう遅おそい もう遅おそい 涙なみだの海峡かいきょう