夢ゆめに咲さいて やがてこぼれる
愛あいはきっと 一いち夜や限かぎりの花はな
朽くちた船ふねにのって 河かわをわたって
向むこうの岸きしで待まつひとへ
わたし 手てをふって
櫂かじをたぐって
夢ゆめの中なかへと 漕こぎだしてゆくから
待まっていてね
月つきを待まって 知しる人ひともなく
恋こいはそっと いのちを燃もやす花はな
朽くちた船ふねにのって 河かわをわたって
彼かれの岸きしへとたどり着つけば
あなた ただ笑わらって
この手てをとって
夜よるの中なかへと 濡ぬれた髪かみを抱だいて
連つれていってね
鳥とりは何処どこへゆく 河かわを渡わたって
血ちの色いろした月つきの下したで
ふたり 手てをとって
夜よるに沈しずんで
愛あいの中なかへと 漕こぎ出だしてゆくから
探さがさないでね
夢yumeにni咲saいてite やがてこぼれるyagatekoboreru
愛aiはきっとhakitto 一ichi夜ya限kagiりのrino花hana
朽kuちたchita船funeにのってninotte 河kawaをわたってwowatatte
向muこうのkouno岸kishiでde待maつひとへtsuhitohe
わたしwatashi 手teをふってwofutte
櫂kajiをたぐってwotagutte
夢yumeのno中nakaへとheto 漕koぎだしてゆくからgidashiteyukukara
待maっていてねtteitene
月tsukiをwo待maってtte 知shiるru人hitoもなくmonaku
恋koiはそっとhasotto いのちをinochiwo燃moやすyasu花hana
朽kuちたchita船funeにのってninotte 河kawaをわたってwowatatte
彼kareのno岸kishiへとたどりhetotadori着tsuけばkeba
あなたanata ただtada笑waraってtte
このkono手teをとってwototte
夜yoruのno中nakaへとheto 濡nuれたreta髪kamiをwo抱daいてite
連tsuれていってねreteittene
鳥toriはha何処dokoへゆくheyuku 河kawaをwo渡wataってtte
血chiのno色iroしたshita月tsukiのno下shitaでde
ふたりfutari 手teをとってwototte
夜yoruにni沈shizuんでnde
愛aiのno中nakaへとheto 漕koぎgi出daしてゆくからshiteyukukara
探sagaさないでねsanaidene