咲かせて乙女 歌詞 田村ゆかり ふりがな付

ふわり 洗あらい髪がみといて
風かぜは ひと吹ふきの縁結えんむすび
ふたり おぼろ月づき 見上みあげ
胸むねに 書かきためた願ねがいごと

好すきですと言いえぬまま
時ときは行ゆく 矢やの如ごとし
人目ひとめなど気きにせずに
身みを寄よせてみたいのに

咲さかせて乙女おとめ
今夜こんや 恋こいは一途いっとです
咲さかせて乙女おとめ それが一番いちばん
幸しあわせになれ

ひらり 蝶ちょうの羽はねまねて
ふいに 手てをつなぐ石畳いしだたみ
ひとり 帰かえれない路みちで
夜空そらに 満開まんかいの揚あげ花火はなび

純情じゅんじょうに封ふうをする
神様かみさまはいまいずこ
謎なぞかけのまなざしに
唇くちびるが紅あかくなる

咲さかせて乙女おとめ
今夜こんや 夢ゆめを叶かなえましょう
咲さかせて乙女おとめ それが一番いちばん
幸しあわせになれ

流ながれゆく星ほしの川かわ
いつまでも 彼かの舟ふねに
たどり着つくところなど
気きにかけもしないまま

咲さかせて乙女おとめ
今夜こんや 恋こいは一途いちずです
咲さかせて乙女おとめ それが一番いちばん
幸しあわせになれ

咲さかせて…叶かなえて
咲さかせて…叶かなえて

咲さかせて乙女おとめ