S・A・G・A～輪廻の果てに～ 歌詞 古手梨花(田村ゆかり) ふりがな付

儚はかない輪廻りんねの羽音はおとが聴きこえる
トキガクル…トキガクル…
「あの悲かなしみがまた始はじまる」

鼓動こどうとともに消きえゆく あなたの記憶きおく
ノマレテク…ノマレテク…
「この命いのちなどくれてやる」

舞台ぶたいの幕まくは下おりて 惨劇さんげきを繰くり返かえす
消きえてゆく その声こえを Ah 取とり戻もどしたいの

哀かなしいS・A・G・Aを歌うたに変かえて 私わたしの胸むねで お眠ねむりなさい
光ひかり輝かがやく運命その出口でぐちを 求もとめて抗あらがう

新緑しんりょくに木霊こだまする誰だれかの悲鳴ひめい
カサナッテ…カサナッテ…
「その欲望よくぼうが満みたされる」

誰一人だれひとり仲間なかまが欠かけることなく
ヒトツズツ…ヒトツズツ…
「そのカケラを繋つないで」

死しという月つきを映うつす水面すいめんを掻かき消けすために
永遠えいえんに終おわらない Ah この6月がつから

愛いとしい日々ひびを力ちからにして 儚はかない祈いのり 実みを結むすぶなら
諦あきらめかけた運命その出口でぐちの 先さきを生いきたいの

思おもい通どおりに させはしない
そう、ひぐらしのなく頃ころに。

哀かなしいS・A・G・Aを歌うたに変かえて 私わたしの胸むねで お眠ねむりなさい
光ひかり輝かがやく運命その出口でぐちを 求もとめて抗あらがう

やがて生うまれる 新あたらしい世界せかい この魂たましいに刻きざんだ記憶きおくと
信しんじる奇跡きせき 手てを繋つないで 立たち向むかっていく

きっと笑わらえるの…