東部第三地上騎士団 "Loup" 歌詞 ネイト・ミトツダイラ(井上麻里奈) ふりがな付

「今いまから話はなす あれは戦たたかいの最中さいちゅうの事こと
そう 昔むかしの話はなし ずっと大事だいじな秘ひめ事ごと
乾かわいた空そらの下した 決戦けっせんの風かぜが生しょうじましたの
総員そういん出撃しゅつげき 全ぜん敵てき撃破げきは だが至上しじょうは生いき残のこれと」

光ひかりは意思いし 闇やみは後悔こうかい 敵てきも同おなじ 全すべて同おなじ
誰だれもが 心こころ持もて 命いのち持もて 祈いのり持もて唄うたえ
お互たがいを犬いぬと呼よび合あい 尻尾しっぽを立たて牙きばを剥むけ
我われは違ちがう 愚おろかであっても 犬いぬではないと 声こえを挙あげろ

旗はたを掲かかげ 武器ぶきを構かまえ 叫さけべ総員そういん 視線しせんの先さきに咆吼ほうこうをあげろ
Vive le ro ――i!(ヴィヴ ル ルワ)
過去かこ背負せおう我われ 犬いぬの咎とが無なし 闇やみの端はを笑わらう 必かならず笑わらう

音おとは要いらず ただ声こえが ただ抜ぬく背せが 光ひかりを呼よび先さきを示しめす
Vive le ro ―― i!(ヴィヴ ル ルワ)
戦たたかいの最中さいちゅう 己おのれを見みつけ 声こえあげて笑わらえ 必かならず笑わらえ

抜ぬき去さって 背せを見みせて
それが安堵あんどを与あたえるなら 我われは先さきを行いく牙きばとなる
縛ばくを受うけず 生うまれ直なおし
穿うがつといい臆病者おくびょうもの 我われはそれでも前まえを選えらぶ

ルール無なく 矜持きょうじ有あり 当あたり砕くだくのはfiert(フィエルテ)
並ならぶ地響じひびきが欠片かけらを踏ふむ
我われは叫さけぶ 躊躇ためらいて 来くるといい臆病者おくびょうもの
その叫さけびこそ我わが背せを押おす

Vive le ro ―― i!(ヴィヴ ル ルワ)

光ひかりを持もて 戦場せんじょうの空そら 生いき残のこるは 前まえへ出でて叫さけぶ者ものだけ
Vive le ro ―― i!(ヴィヴ ル ルワ)
人ひとはやがて言いう 我われの牙きばの名な 闇やみの持もつ光ひかりと 必かならず言いう

音おとも要いらず 戦たたかいの中なか ああ見みつけた 受うけ入いれの場ばを見みつけた
Vive le ro ―― i!(ヴィヴ ル ルワ)
戦たたかいの最中さいちゅう 己おのれを見みつけ 牙きばを剥むき笑わらった 勝利しょうりせよと

「食くってしまいますわよ……!?」