Ring 歌詞 西脇唯 ふりがな付

指輪ゆびわをはずした
あなたに会あえない午後ごご
少すこしだけ 自由じゆうになった

ひとつの夏なつを着きたら
薄うすく 淡あわく 跡あとがついた
黄昏たそがれにかざした 左手ひだりて

こんな ちっぽけな金属きんぞくに
そっと 左右さゆうされている毎日まいにちに
ふっと 視線しせんをそらしてみたくなる

見みえない鳥とりカゴ
アナタノ モノ ダヨって
「安心あんしん」したいだけ 二人ふたり

ずっと 大好だいすきでいたいのに
ちゃんと どんな約束やくそくもしてるのに
ふっと 時々ときどき ちがうものが見みたい

何度なんども選えらび直なおして 探さがした指輪ゆびわだったね
あなたのとなり ほほえみながら
泣なきたい程ほど ながめていた…

飽あきない保証ほしょうが ねえ
どこかにあるといいな
やさしげで 意地悪いじわるな時間じかん

ひとつの夏なつを着きたら
薄うすく 淡あわく 跡あとがついた
黄昏たそがれにかざした 左手ひだりて