悲しみに試されても 歌詞 天草小夜(笠原弘子) ふりがな付

影かげを作つくらない 光ひかりはない
哀かなしいけれど

どんないとしさに 満みたされても
苦くるしみはある

翼つばさがなくたって 人ひとは愛あいしあえるの
小ちいさな微笑ほほえみさえ
それは奇跡きせきだと 信しんじれば
歩あるき出だせる

悲かなしみに試ためされても
私わたしでいれる あなたがいれば
たとえ、結むすばれないと
知しる日ひが来きても それは永遠えいえん

海うみを渡わたってゆく 蝶ちょうの様ような
強つよさ欲ほしい

闘たたかう事ことだけが 強つよさならば
それは哀かなしい

あなたの奥おくにある 痛いたみを癒いやせるなら
すべてを 失うしなっても
いいと思おもうのに やさしさは
迷まようばかり

悲かなしみに試ためされても
私わたしでいれる あなたのそばで
いつか 約束やくそくの日ひが
腕うでを広ひろげて 訪おとずれるから

悲かなしみに試ためされても
私わたしでいれる あなたがいれば
たとえ、結むすばれないと
知しる日ひが来きても それは永遠えいえん