魏志倭人伝 歌詞 山本正之 ふりがな付

倭やまとの奴なの国くにの 女王じょおうが
金きんの印鑑いんかんあつらえて 貢みついできたよ
日ひいずる処ところ 海うみの果はて
お近ちかづきの品物しなものを 届とどけてやろう
狗く那だ国こく-一千いっせん余里より-対馬つしま国こく- 一千いっせん余里より-壱岐いき国こく-一千いっせん余里より-未み慮りょ国こく
五百ごひゃく里り-伊都いと国こく-百里ひゃくり-奴国なこく- 百里ひゃくり-不ふ弥み国こく-水行すいぎょう二十日はつか-投とう馬ば国こく
水行すいぎょう十日とおか-陸くが行いき一月いちがつ-耶馬やま台たい国こく
あれあれヘンな服ふく着きてる あらあらヘンな髪型かみがただ
男おとこの子こが働はたらき 女おんなの子こが踊おどって
ギシ ギシ ギシギシ 米蔵こめぐらギシギシ稲いねの国くに

志賀島しかのしまの叶かのうの 農民のうみんが
錆さびた備中びっちゅうふり下おろし カチンと音おとがする
タイムカプセル あらわれて
ホロスコープか3Dか 見知みしらぬ町まちを見みた
大おおきな車輪しゃりんの鉄てつの箱はこ 昆布こんぶをぶらさげた人々ひとびとが押おし合あい
音おとの出でる紐ひもで耳塞みみふさぎ 黒くろいのべ棒ぼうにひとりごと話はなしかけ
銀色ぎんいろの小屋こやから 紙切かみきれ持もち出だす 耶馬やま台たい国こく
あれあれヘンな腰巻こしまきね あらあらヘンなマゲ頭あたま
男おとこの子こがいじけて 女おんなの子こが笑わらって
ギシ ギシ ギシギシ エンジニアギシギシ知恵ちえの国くに

倭やまとの奴なの国くには いつの世よも
金きんの印鑑いんかんこしらえて レンズをぶらさげて
日ひしずむ処ところ 土つちの果はて
お近ちかづきの品物しなものを 無理矢理むりやり運はこぶ
朝あさノ国こく-飛行ひこうで-中なかノ国こく- 車しゃ行こうで-越国こしこく-歩行ほこうで-印しるし国こく
露国ろこく-過すぎれば-独ひとり国こく- 仏国ほとけこくから-水行すいぎょう二十日はつか-米こめノ国こく
陸くが行いき十日とおか-空行くうぎょう一日いちにち-耶馬やま台たい国こく
あれあれヘンな服ふく着きてる あらあらヘンな髪型かみがただ
男おとこの子こが囁ささやき 女おんなの子こが踊おどって
ギシ ギシ ギシギシ 床下ゆかしたギシギシ家いえの国くに