Reach for the sky 歌詞 花礫(神谷浩史) ふりがな付

手てを伸のばせば届とどくのかよ?あの高たかい空そらとか…

群むれたりとか、信頼しんらいだとか意味いみわかんねーし、そんなの
つか、邪魔じゃまだろ? 足あし取とられて沈しずんじまうだけじゃん
汚きたねぇ場所ばしょや汚きたねぇ奴等やつら、忘わすれちゃいけない昨日きのう
未来みらいなんて飛とべないくせに空そらに憧あこがれるみてーなもんじゃね?

(なのに欲ほしいのかよ?) 意味いみが欲ほしいだけだよ
(楽らくになる気きかよ?) そんなんじゃねぇけど
撃うち抜ぬかなきゃいけねぇのはつまんねー自分自身じぶんじしん縛しばる鎖くさり

絶対ぜったいに果はたさなきゃなんねぇコトの
向むこう側がわになにがあるか
んなの、考かんがえてみたことなんてないけど
変かわってく景色けしき、知しらなかったこの世界せかいの現実げんじつ
向むき合あえない俺おれなんていらねぇだろ
どうでもいいコトばっかだったハズなのに
いつからだよ? 空そらを見上みあげている俺おれがいる

誰だれかのため? 自分じぶんのため?ただムカつくだけなんだよ
利用りようできりゃそれでいいやって此処ここにきたはずじゃん
前まえを向むいて歩あるく奴等やつら、信しんじきっている明日あした
もしかしたら飛とべるのかよ…空そらの眩まぶしさに目めを逸そらした

(期待きたいしてんのかよ?) 冗談じょうだん、馬鹿ばかじゃねぇの?
(何処どこへ行いく気きだよ?) 息苦いきぐるしいんだよ
何なにも役やくに立たたないまま此処ここにいるだけとか我慢がまんできねぇ!

絶対ぜったいに果はたさなきゃなんねぇのなら
動うごき出ださなきゃ始はじまらない
んなの、解わかってたつもりで汚よごれてだけど
変かえられないままで、しらねーフリをしてただけなのかよ
マジでウゼェだけだな、今いまの侭ままじゃ…
『いつも通どおり』それだけだったハズなのに
気付きづかずに…空そらに手てを伸のばしてる俺おれがいる

砕くだけ散ちったあの鎖くさりは俺おれを縛しばってたもの…つか
扉とびらの鍵かぎだったのかよ

絶対ぜったいに果はたさなきゃなんねぇコトの
向むこう側がわに見みえた空そらは何故なぜか
突つき抜ぬけた青あおさで高たかく感かんじた
届とどく気きがしねーなんて言いって諦あきらめてた昨日きのう
後戻あともどりしないって誓ちかったから
誰だれかの手てを掴つかむことの意味いみが変かわった瞬間ときから
虹にじに手てを伸のばしてる俺おれがいる