よみ:かみなりにんぽうちょう
神鳴忍法帖 歌詞
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微温ぬるい丈たけの 疵きずに 泥どろを 塗ぬり籠ごめみ
逝いき損そこねし 斎いみを 瞼まぶたに 重かさぬ
無数むすうに 散ちらばる 摘つみ取とりし 腫物しゅもつに
憫あわれびは 無なく 只ただ そと 羨ともしびて
為し合しあうとても せざる 受うけ太刀だち 風ふり すら
構かまえの侭まま 絶たえる 音おとも 無なく
屠ほふる毎ごとに 手馴たなる 血振ちぶるい 否いやむ 故から
其その 手てを 下おろして
振ふりかぶれば 落おちる 私わたしは 神鳴かみなり
生いきあぐねし 道みちが 亦また 血ちで 烟けぶる
末まつ魔まの 的ゆくはは 瞑めいひしぐとも 逸そらさぬ
突つけば 竭つく迄まで 只ただ 其その 灯火ともしびと
為し合しあうとても せざる 受うけ太刀だち 風ふり すら
構かまえの侭まま 絶たえる 音おとも 無なく
屠ほふる毎ごとに 手馴たなる 血振ちぶるい 否いやむ 故から
其その 手てを 下おろして
此この 身空みそらが 打うたれたい
尽つきせぬ 修羅しゅらにて 独ひとり笑えむ なれど
為し敢あうとても 畢おわること無なき 不離ふり 修羅すら
名乗なのる迄までも 無ないとしても 抑そも 名前なまえは無ない
動うごけば 無益むえきな 毀傷きしょうが 痛いたい 故から
其その 儘まま 討うたれて 棹さお立だち
逝いき損そこねし 斎いみを 瞼まぶたに 重かさぬ
無数むすうに 散ちらばる 摘つみ取とりし 腫物しゅもつに
憫あわれびは 無なく 只ただ そと 羨ともしびて
為し合しあうとても せざる 受うけ太刀だち 風ふり すら
構かまえの侭まま 絶たえる 音おとも 無なく
屠ほふる毎ごとに 手馴たなる 血振ちぶるい 否いやむ 故から
其その 手てを 下おろして
振ふりかぶれば 落おちる 私わたしは 神鳴かみなり
生いきあぐねし 道みちが 亦また 血ちで 烟けぶる
末まつ魔まの 的ゆくはは 瞑めいひしぐとも 逸そらさぬ
突つけば 竭つく迄まで 只ただ 其その 灯火ともしびと
為し合しあうとても せざる 受うけ太刀だち 風ふり すら
構かまえの侭まま 絶たえる 音おとも 無なく
屠ほふる毎ごとに 手馴たなる 血振ちぶるい 否いやむ 故から
其その 手てを 下おろして
此この 身空みそらが 打うたれたい
尽つきせぬ 修羅しゅらにて 独ひとり笑えむ なれど
為し敢あうとても 畢おわること無なき 不離ふり 修羅すら
名乗なのる迄までも 無ないとしても 抑そも 名前なまえは無ない
動うごけば 無益むえきな 毀傷きしょうが 痛いたい 故から
其その 儘まま 討うたれて 棹さお立だち