よみ:くみきょく「きしぼじん」~ざくろとじゅばく
組曲「鬼子母神」~柘榴と呪縛 歌詞
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繋つなぎ止とめた 魂こころに 絡からみついた 棘とげ 深ふかく
燻くすべるは 怨念おんねんの 遣やる瀬無せない 犇ひしめき
もう 忘わすれて 平たいらに 只ただ 暮くれ泥なずむ 届とどかぬ 声こえ 絞しぼりて
暮くれ惑まどう 夫せなを 案あんずる 樹海じゅかいに
挿さす 楔くさびに 睚まなじりを 聢しかと 磔たくした 儘ままで
愛いとしさも 愛かなしみも 叶かなうなら 儺だ火ひに 焼くべる
願ねがうのは 只ただ一ひとつ 貴方あなたに 生いきて欲ほしい 見詰みつめて 其その 幼いとけなし 瞳めに
感かんじて あの子こを 見付みつけて か弱よわしき 瞼まぶたに 生いき抜ぬく 祷いのりを
臍へそ噬かむ 声こえ 震ふるわす 侘わびしげな 背中せなを 見詰みつめる 孺じゅ孩がいを 只ただ 守まもりて
泪なみだを 堰せき止やむ 貴方あなた 愛いとしさも 愛かなしみも 叶かなうなら 儺だ火ひに 焼くべる
願ねがうのは もう一ひとつ 其その子こと 連つれ立だち 降おりて
見詰みつめて 其その 幼いとけなし 瞳めに
感かんじて あの子こを 見付みつけて か弱よわしき 瞼まぶたに
何なにより 生いきて 其処そこに 在あるは 幻まぼろし 恙無つつがなき 彼あの日ひは 此処ここには 無ない
しがみついて 得えるのは 哀かなしみを 紛まがう 苦くるしみだけ
見詰みつめて 此この 潤うるむ 瞳ひとみに 感かんじて 私わたしを 忘わすれて 嬲なぶられし 妻子つまこを
仇あだすを 止やめて 喰くらい厭あきた 柘榴ざくろに 説せつ道みちの 嘘うそを知しる
甦よみがえる 讐しゅう怨えんよ 燃もえ上あがる 恨うらみの 火ひに 焼やかれて
死中しちゅうに 仇あだ 討うたねば
燻くすべるは 怨念おんねんの 遣やる瀬無せない 犇ひしめき
もう 忘わすれて 平たいらに 只ただ 暮くれ泥なずむ 届とどかぬ 声こえ 絞しぼりて
暮くれ惑まどう 夫せなを 案あんずる 樹海じゅかいに
挿さす 楔くさびに 睚まなじりを 聢しかと 磔たくした 儘ままで
愛いとしさも 愛かなしみも 叶かなうなら 儺だ火ひに 焼くべる
願ねがうのは 只ただ一ひとつ 貴方あなたに 生いきて欲ほしい 見詰みつめて 其その 幼いとけなし 瞳めに
感かんじて あの子こを 見付みつけて か弱よわしき 瞼まぶたに 生いき抜ぬく 祷いのりを
臍へそ噬かむ 声こえ 震ふるわす 侘わびしげな 背中せなを 見詰みつめる 孺じゅ孩がいを 只ただ 守まもりて
泪なみだを 堰せき止やむ 貴方あなた 愛いとしさも 愛かなしみも 叶かなうなら 儺だ火ひに 焼くべる
願ねがうのは もう一ひとつ 其その子こと 連つれ立だち 降おりて
見詰みつめて 其その 幼いとけなし 瞳めに
感かんじて あの子こを 見付みつけて か弱よわしき 瞼まぶたに
何なにより 生いきて 其処そこに 在あるは 幻まぼろし 恙無つつがなき 彼あの日ひは 此処ここには 無ない
しがみついて 得えるのは 哀かなしみを 紛まがう 苦くるしみだけ
見詰みつめて 此この 潤うるむ 瞳ひとみに 感かんじて 私わたしを 忘わすれて 嬲なぶられし 妻子つまこを
仇あだすを 止やめて 喰くらい厭あきた 柘榴ざくろに 説せつ道みちの 嘘うそを知しる
甦よみがえる 讐しゅう怨えんよ 燃もえ上あがる 恨うらみの 火ひに 焼やかれて
死中しちゅうに 仇あだ 討うたねば